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写真何でも情報 EXPRESSコラム・ギャラリー

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2006.06.24

ちょっとした撮影のコツや本格的な撮影方法、最新の写真・カメラ用語解説など写真とカメラに関する最新の話題を毎週さまざまな角度から取り上げていく「写真何でも情報 EXPRESS」。これを読んでスキルアップ!

【ほどよい明るさで撮る方法】
適正露出を決めるテクニック・その2

ほとんどのデジタルカメラでは、シャッターボタンを押すだけで、カメラが自動的に露出を決めてくれますが、被写体や光線状態によっては、内蔵露出計が判断に迷うこともあります。このような、露出演算のズレが生じたとき、どう対処すれば良いか? 今回は、実践的な露出の決定方法についての解説をご覧ください。

同じ被写体を違う露出で撮影した際の明るさの変化

F2.8 1/60で撮影
F2.8 1/60
F3.2 1/60で撮影
F3.2 1/60
F3.5 1/60で撮影
F3.5 1/60

デジタル一眼レフカメラを使用し、花の写真を、ほぼ同じ構図でフレーミングして(カメラは手持ちなので多少はズレがあります)、マニュアル露出で約0.3段ずつ、絞りを変えて撮影しました。並べて見ると、わずかな絞り値の違いでも、写真全体の明るさに影響していることがわかります。窓辺から差し込む柔らかな光で撮影した写真ですが、その雰囲気を加味しても、F3.5では少し暗い印象を受けるので(露出アンダー)、F2.8もしくはF3.2のコマが適正露出になるでしょう。最終的に、どちら露出を適正と判断するかは、撮影者あるいは写真を見る人の感性、つまり個人の主観的な好みの問題でもあります。
※パソコンのディスプレイによって、ここに挙げた写真の表示濃度が、元の画像に対して微妙に異なる場合がありますので、ご承知おきください。

適正露出を微調整する方法

カメラの内蔵露出計が判断を誤ることで起こる露出のズレを微調整するには、プログラムや絞り優先などの自動露出モードを選択している場合と、露出値を自分で設定するマニュアル露出モードを選択している場合とで、2つの異なる方法があります。

自動露出モードの場合

自動露出モードだけしかないカメラでも、ほとんどの機種では露出補正機能が付いているので、これを利用して露出を微調整します。撮影した画像を液晶モニターで確認して、画像全体が実物の被写体より明るすぎると思う場合はマイナス方向へ、暗すぎると思う場合はプラス方向へ補正します。逆光などの特殊な状況ではなく、単純に被写体の明るさのみを調整する目的なら、+/-どちらの方向の場合でも、0.3~0.5段くらいずつ、設定を変えて何枚か再撮影すれば、適正露出を見つけることができるでしょう。なお、露出補正機能を利用する際は、補正が必要なカットを撮影した後、忘れずに設定解除しておかないと、補正の必要がない写真をズレた露出値で撮影してしまうミスの原因になります。

マニュアル露出モードの場合

絞り・シャッター速度の2つのうち、どちらか一方だけを増減すると露光量が変化します。この場合の補正についても、被写体の明るさのみを微調整する目的なら、+/-どちらでも、まずは0.3~0.5段くらいで良いでしょう。絞りはF値の数が小さいほうに動かすと、取り込む光の量が増えてプラス補正の効果になります。シャッター速度も、分数表示の分母の数が小さい方に動かすと、露光時間が長くなってプラス補正の効果が得られます。マイナス補正は、いずれもその逆にすれば良いわけです。デジタルカメラの場合は、同じ露出値のままISO感度の設定を変更しても、露出調整の効果が得られます(マニュアル露出の場合のみ有効なテクニック)。

☆覚えて便利な応用テク☆

段階露光の利用

適正露出を探すコツは、1回で決めようとせず、「段階露光」というテクニックで、露出を少しずつ変えて何コマか撮影してみることです。0.3~0.5段ずつのステップとして、最初に基準とした露出に対してプラス1段~マイナス1段の範囲を複数コマ撮影すると、だいたい5~7枚程度の画像が撮影できるので、この中に本当の適正露出があれば当たりとします。プロ写真家は、被写体あるいはシーン1つに対して、常にこのような撮り方をしているので、傍目にはたくさん写真を撮っているようにも見えるのです。段階露光は、自分でダイヤルの設定を動かしながら撮影する方法もありますが、一定枚数を自動的に段階露光する機能が付いたカメラもあるので、この機能が搭載されている機種であれば微調整の手間を省いてラクに撮影できます。

露出補正量の目安

最近のカメラでは、露出を決める測光方式として多分割測光(メーカーにより呼び方が異なる)を標準で採用している例が多くなっています。これは、複数の測光ポイントを設けて被写体の明るさを測光した上で、逆光や暗い背景などから受ける露出への影響を自動的に調整し、自動露出の制御を行う機能です。この場合、内蔵露出計のクセを補完するために人間が機械的な作業として行う露出補正は、マクロ撮影など特別な場合を除けば、ほとんど必要がありません。したがって、ここでの露出補正の目的は、主観的に見て写真の印象を調整することが第一となります。多分割測光モードで露出補正を行う場合は、最もステップが小さな補正量を選んで様子を見ながら撮影すれば、適正露出が得られるまでの試行錯誤で発生する撮影ロスも少なくできるでしょう。標準の測光方式が異なる1980年代ごろのカメラの感覚で、一挙に大きく露出補正してしまうと、現行機種では補正が効きすぎて逆効果になる場合もあります。

 
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