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2009.10.16

【デジカメにしかない機能】
フィルム時代の経験則が通用しないテクニックを使いこなす(3)

フィルムカメラにはなくて、デジタルカメラにはある独自の機能。その使いこなしのポイントについて、もう1つ、JPEG画像の仕上げ設定に注目してみましょう。この機能は「パラメーター」というもので、被写体に応じた最適なチューニングで、JPEG画像を作るために使います。メーカーによって、「画像仕上げ」「ピクチャースタイル」などの名称で、メニューが用意されていますが、基本的には、どの機種にも付いている機能なので、実際に確認してみてください。

デジタルならではのパラメーター設定

フィルムの場合は、レンズの像を光学・化学反応として露光し、後は一律に現像処理するだけで、フィルム1本の全体にわたって、一定性能の画質と発色が得られます。つまり、フィルムの画質や発色は、フィルムのメーカーと銘柄に依存するので、「どのフィルムを買うか?」ということだけが、結果を左右します。

これに対してデジタルカメラの場合では、カメラに内蔵された部品である画像センサー上に数百万単位で存在する、個々の「画素(受光部)」が、それぞれにレンズを通った光をとらえて、光の色と濃淡を、電子的な数値データに変換。その後で、個々の画素から取得された大量のデータを、演算処理によって1画像の形に還元することで、被写体が再現された1コマ分の撮影を完了します。ここで、1つ1つの画素から来たデータを、全体的にまとめ上げているのが画像処理エンジンで、そのときの「画素から画像をまとめる方法」の違いによって、写真の発色やコントラストなどは、微妙に変化するわけです。

このような、デジタルならではの「画像のまとめ方」を、フィルムの銘柄選びと同様の効果として対応させたのが、パラメーター設定の役割。つまり、フィルム交換を、デジタルではモード選択だけで済ませているのです。だから、フィルムを1銘柄しか使っていなかった人にとっては、デジタルでは、フィルムのメニューを一度にたくさん見せられたようなものなので、最初は、それを選ぶのが、少し難しく感じることもあるでしょう。

ところで、なぜ、このように「画像をまとめる」というプロセスが必要になるのかといえば、それは、デジタル画像が、光を3原色(R/G/B)それぞれに分けて、数値データに変換したものであるから。このあたりが、デジタルカメラが、構造的に「デジタル」である理由とも言えます。そして、デジタルカメラの画像は、基本的にJPEG方式の圧縮画像ファイルとして記録されるので、データ圧縮処理を行うよりも前に、画質や発色に伴う設定を、すべて決める必要があります。フィルムの場合は、ネガカラーフィルムであれば、写真店でプリントする段階で、実は、発色の色調を補正できるのですが、デジタルでは、その分の作業まで含めて、カメラの中で補正処理を完了するため、ユーザーが撮影する段階で、JPEG画像のパラメーター設定を考える必要があるのです。

ちなみに、一眼レフをRAWモードで使う場合は、カメラ内でのJPEG圧縮処理がないので、パラメーター設定を保留できます。そして、保留したパラメーター設定は、後でユーザー自身がパソコンを使って行います。芸術的に凝った写真作品を作り込む場合は、理論的にはRAWのほうが好都合ですが、撮った写真が大量にある場合は、後の作業(「RAW現像処理」という)そのものが増えて、かなり面倒なことになります。よって、効率が重要と考えるなら、デジタルカメラはパラメーターを適切にセットして、JPEGモードで撮影するのが、機材の使い方としては、最も便利だと言えるでしょう。

パラメーターの設定方法

パラメーター設定を行うには、主に3通りの方法があります。それぞれ、撮影時点で選択している「撮影モード」や「露出モード」に関連して、使い方が変わりますので、適切に使い分けてください。

普及機のシーンモード機能を使う場合

コンパクトデジカメと、デジタル一眼レフの普及機には、「シーンモード」という、被写体ごとに適切なプログラムAEを使い分ける機能がありますが、この機能では、露出設定だけでなくパラメーター設定も、モード選択に応じて、自動的に調節しています。また、ホワイトバランスも、適宜、自動調整されます。

例えば、風景を撮る場合には、色彩は鮮やかに、被写体の輪郭は細部まではっきりと表現。また、人物のポートレートを撮る場合には、肌の色を明るく、そして質感を崩さないよう、細部は柔らかくにじむ感じで表現するなど、JPEG画像の作り方を微妙に切り替えています。つまり、デジタルの場合は、最重要課題が、露出よりも、むしろパラメーター設定だということ。だからこそ、光の当たり方(露出)が同じでも、被写体が違うなら「シーンモード」は、こまめに変えて撮ったほうが良いのです。

ところで、「シーンモード」という機能は、スペック上の分類としては、いずれもプログラムAEのオプション機能に相当するわけですが、一つ、注意点があります。一眼レフなどの場合では、「シーンモード」の数種類とは別に、その名の通り「プログラムAE」とだけ書いてある露出モードがあって、これを選ぶと、パラメーター設定の連動が、露出制御から外れて、別々の任意設定になります。

何を言っているのか、わかりにくいと思いますが、機能分類上のプログラムAE系列と、露出モード名の「プログラムAE」は、実は、意味が違う用語だということです。同様に、パラメーター設定が自動か任意かということで、「フルオートモード」と、「プログラムAEモード」は、一見、同じように思えても、実はまったく違うものですから、区別する必要があります。「プログラムAEモード」だけでなく、絞り優先AE、シャッター速度優先AE、およびマニュアル露出を合わせた計4つのモードでも、パラメーターは任意設定となるので、ユーザーが自分で決める必要があります。

すると、選択した撮影モードによっては、露出設定に加えて、さらにパラメーター設定まで、1コマごとに自分で考える必要があるので、設定作業だけで大変な手間になります。例えば、風景を撮る場合には、レンズのF値を絞り込むだけでなく、パラメーター設定のメニュー画面を呼び出して、「風景」モードでJPEG画像を仕上げなければ、完璧とは言えません。1つの被写体を、じっくりと時間をかけて撮影するなら、こうした手間のかかるやり方でも良いのですが、旅行などのとき、訪れる先々で多種多様な被写体を、脈絡なく次々と大量に撮影していくような場合では、さすがに設定作業の繰り返しが煩わしくなり、操作ミスの原因にもなりかねません。

こんなときのために、一般消費者向けのカメラ製品には「シーンモード」が用意されているのですから、より美しい写真を撮りたいと思うのであれば、面倒がらずにシーンモードの選択は、必ず行ってください。最近では、シーンモードの自動選択が、カメラ任せでできるコンパクトデジカメが多く出ているので、そういった機種も利用できます。一眼レフの場合でも、液晶表示を見てパラメーターを1つ1つ設定するよりは、シーンモードのダイヤルを選んだほうが、操作は速くて確実ですから、ベテランの方も、このようなシーンモードを主体とした、デジタルカメラなりの使い方を、積極的に活用してみてください。

それ以外の撮影モードを使う場合

デジタル一眼レフの普及機・中級機などで、シーンモード以外の撮影モードを使う場合、つまり、昔からある基本4種類の露出モードで撮影する場合は、前述のように、パラメーターは独立した手動設定になります。逆に言うと、パラメーターやホワイトバランスを、自分の意思で細かく調節したい場合は、シーンモードを外す必要があります。要するに、いずれかの機能設定を1つでも手動で行うためには、結局のところ、全部の搭載機能(AF系以外)を、手動設定できるくらいの知識は求められるということで、表現に凝った写真撮影は、決して「誰にでも簡単!」というものではありません。

このとき選択可能なパラメーター設定には、どのような被写体に対しても使える、汎用性の高い基本設定モードがあります。しかし、それ以外のモードを、任意で選ぶこともできるので、撮影目的に応じて使い分けると、より、JPEGで見たときの写真のクオリティを向上することが可能です。例として、ポートレート用(人物専用)、風景用、夕景用、夜景用などのモード設定があり、これらは、主に画像の色彩感や、質感の仕上がり具合を左右します。

そのほか、選択メニューの中には、白黒用や、セピア用などもあるので、目的に応じて選択すれば、フィルムでは絶対にできないような斬新な表現が可能です。この機能の実際の設定方法については、お使いのデジタルカメラに付属している、取扱説明書の該当項目を参照してください。なお、メーカーによって、このモード設定機能の名称や選択候補の内容などは、それぞれ微妙に異なります。

ところで、上記のような、あらかじめカメラに設定モードが用意された、被写体別のパラメーターを使う場合、ホワイトバランスはオート(自動設定)にしておけば、パラメーターの選択に連動します。

パラメーターを自分好みの仕様で使う場合

パラメーター設定には、もともと機能として用意されている、被写体別モードを選ぶ設定方法のほかに、個別の決定要素を自分で微調整して、オリジナルの設定を作ることができる機種もあります。コントラスト・彩度・シャープネスなどの各項目について、それぞれ段階的に強弱を調節できるので、もともとカメラに付いている設定が気に入らない場合や、他人とは違うオリジナルな表現に関心がある方は、いろいろと試行錯誤して、自分の気に入ったチューニングを探してみてください。この場合、ホワイトバランスの設定も、手動で変更可能です。

なお、原則論として、カメラは、人物を撮影した場合に、最も正確な自動制御状態となるように作られています。したがって、露出設定、パラメーター設定、ホワイトバランス設定とも、実は、すべて「カメラ任せ」にできるのは、人物の記念写真を撮るときだけなのです。だから、特に、風景を撮りたい場合には、ユーザーの意思に合わせて、いろいろな設定を変える必要があります。

「風景」と一口に言っても、新緑もあれば、花の季節も、紅葉もありますし、海辺の景色もあれば、砂漠もあります。それから、天候は常に変化しますし、時間帯によって太陽の高さが違えば、影の形も一定ではないはずですから、風景の印象は変化します。また、自然風景と都市風景、あるいは、日本国内と海外では、それぞれに特徴の異なる、風景の色彩感があるでしょう。風景の表情とは、決して1つだけではありません。だからこそ、カメラを使うユーザーそれぞれの好みに合わせたパラメーター設定が必要なわけで、そのようなニーズに応えられるように、主に一眼レフでは、パラメーターの数値を、細かく変える機能が搭載されているのです。

ここまで徹底したマニュアル設定ができれば、デジタルカメラであっても、フィルムカメラ以上の繊細な表現が可能になります。フィルムからデジタルの時代に変わって、写真が味気なくなったと思っている方は、ぜひ、パラメーターやホワイトバランスのマニュアル設定にも挑戦してみてください。それこそが、デジタルカメラにしかできない、新しい写真の楽しみ方になるはずです。

 
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