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2010.09.03

【切符代の計算方法】
交通費から逆算して目的地を決めよう

風景写真は、旅との関係が深いものですが、実際に列車に乗って旅行する場合には、交通費がかかります。その費用を自分で計算できると、旅のコストを内訳まで含めて知ることができるので、旅行の計画を具体的に考えられるようになるはずです。そこで今回は、雑誌の「時刻表」だけを使って、交通費を調べるためのコツについて解説したいと思います。ここでは、JR線の場合を取り上げますが、私鉄各線の場合でも、同じ方法を応用すれば、交通費を計算することは可能です。なお、自分で計算した切符代は、あくまで目安です。実際には、経由する路線の選び方や、各種割引の適用などで、多少は金額が変化することもありますから、駅の切符売り場などで、購入時に提示された金額が、正確な代金となります。ただし、自分で計算した目安の金額から、実際の切符代が大きく外れることは、ないはずですから、だいたいの金額を事前に知っておけば、旅行の予算を検討する上で、役立つことに間違いはありません。ここまでできれば、いよいよ、写真に撮りたい場所を、自分で地図を見て探し、その場所へ、カメラを持って実際に旅に出ることができます。

切符にかかるおカネの考え方

JR各線の場合、あらゆる切符(乗車券や特急券など)にかかるおカネは、大原則として、乗車して移動する距離の長さで決まり、遠くへ行くほどに高額となります。そして、切符代の値段は、「何kmから何kmまでならいくら」というように、階段式に上がっていくので、乗車距離を計算して、それに対応する金額の一覧表と照合すれば、容易に知ることができます。計算に使うものとしては、雑誌の「時刻表」があればOK。あとは電卓とメモ用紙があれば、便利でしょう。このように自分で切符代を計算できれば、限られた予算の中で、どうすれば最も遠い場所まで往復できるか? といったように、逆算で旅の目的地を考えることも、可能となるわけです。

乗車する距離を算出

雑誌の「時刻表」で、本編のページを見ると、JRの各路線ごとの時刻情報が掲載されている先頭のページに、駅名と並んで、起点駅からの距離(単位キロメートル)が数字で書いてあります。これを「営業キロ」といいます。この距離の数字を見て、乗車駅と下車駅に該当するキロ数を確認し、自分が列車に乗る駅間について、距離の長さを計算します。該当路線の起点駅(0キロ地点)から乗車する場合は、下車駅の営業キロ数を、そのまま読めばOK。途中駅から乗車する場合は、下車駅の営業キロ数から、乗車駅の営業キロ数を引き算して、その答をもとに、切符にかかるおカネを調べます。2つ以上のJR路線を乗り継いで利用する場合(雑誌「時刻表」の掲載ページが異なるJR路線の場合)は、各路線ごとに、乗車区間の営業キロ数を別々に計算してから、とりあえず、そのキロ数を路線ごとに分けてメモしておきましょう。最終的には、切符代は乗車する距離の総計をもとに調べるのですが、計算方法には特例があるので、この段階ではキロ数だけを、各路線ごと別々にメモしておけば十分です。

雑誌「時刻表」の路線地図を確認

乗り継ぎを含めて、JR線の列車に乗車する距離の長さがわかったら、ひとまず、雑誌「時刻表」の巻頭に掲載されている路線地図に戻って、乗車する路線の種類を確かめます。ここで、乗車する路線が、「日本列島の中で、どの地方に該当するのか」ということと、「地図上に色で示された路線(ライン)の種類が、黒か、青か、または黒と青の路線を乗り継いでいるのか」ということの、それぞれについて確認しておきます。現在のJR線では、路線がある場所(地域)と、その種類によって、乗車券(運賃)の金額を対照する一覧表が、別々になっているので、まずは場所と種類を確認しておいたほうが、計算しやすくなるのです。なお、地図上の路線の色は、以下のような意味を表しています。新幹線の場合は、黒でも青でもなくて、赤白が混ざった縞模様の線で描いてありますが、切符代を計算する場合に限れば、基本的には、新幹線も、黒色の在来線と同じものとして考えればOK。ちなみに、地図上には、私鉄路線や、バス路線、航路などのラインが一緒に載っていますが、それらの線の色は、地図の最初のページにある凡例を参照すればわかります。

 -黒色: JR在来線の「幹線」(標準的な路線のこと)
 -青色: JR在来線の「地方交通線」(いわゆる地方ローカル線のこと)
 -紅白: JR新幹線

雑誌「時刻表」で、JR線営業案内のページを参照

雑誌の「時刻表」(小型版ではなくてレギュラーサイズのほう)を、閉じた状態で横から見ると、後半の一部に、ほかの部分と色が違う、ピンク色の用紙を使っているページがあるので、とりあえず、そこを探してください。その1ページ目を開くと、「JR線営業案内」と書いてあります。ここが、切符の値段などについて調べることができるコーナーで、1ページ目には、このコーナー専用の目次が付いていますから、目的に応じて、切符代の計算に必要な情報の掲載箇所を選んでください。この段階で、乗車券の金額を調べる場合には、路線地図を見て事前に確認しておいた、場所(地域)と、幹線と地方交通線の区別が、役に立ちます。特急料金や、寝台料金などを調べる場合も、このコーナーの目次で掲載ページを探せばOKです。

乗車券の運賃の計算

乗車券(普通の切符)の代金(これだけを指して「運賃」という用語を使う)のみ計算したい場合は、次の手順によって、乗る列車の条件に合った運賃表を選択します。なお、ここでは、路線の固有名詞としての、「・・本線」と「・・線」の違いは、気にしないでください(運賃計算の区分が地方交通線であっても「・・本線」と名が付く路線もあります)。乗車券の運賃は、出発地から目的地、つまり、JR線の改札に入る駅から、改札を出る駅までの全区間について、その合計距離で計算します。したがって、乗車券の運賃と、そのほかの特急料金などでは、課金対象となる計算区間の距離が、少し違うこともあります。例えば、特急列車を降りてから、普通列車に乗り継いで到着した小さな駅が、最終の目的地となる場合もよくありますが、乗車券は最終目的地の駅まで買う一方で、特急料金は、乗り継ぐ前の下車駅までに限られますから、それぞれの切符代を計算する距離は違うことになるわけです。

地域を選択

本州・北海道・四国・九州という、日本列島のそれぞれの地域ごとに、地域別のJR線運賃表があるので、まず乗車区間の地域を選びます。本州では、地域によってJRの運営会社が違いますが、切符代を計算する場合は、旧国鉄時代と同様に、同じ一つの鉄道として考えればOK。また、東京と大阪で、都市中心部に限った「電車特定区間」の範囲だけで乗車する場合には、特例的に専用運賃表を参照します。なお、本州と北海道、本州と四国、本州と九州といったように、異なる2地域にまたがって乗車する場合には、運賃計算上の特例があるので、詳しくは、雑誌の「時刻表」で、該当する情報を参照してください。各地域内だけで乗降が完結する場合は、特例は考えなくてOKです。

各地域内の「幹線」だけ利用する場合

乗車する区間が、すべて幹線(路線地図が黒い線)の場合は、事前に計算した営業キロ数を、各地域ごとにある「幹線」の運賃表に当てはめて、乗車券の金額を調べることができます。

各地域内の「地方交通線」だけ利用する場合

乗車する区間が、すべて地方交通線(路線地図が青い線)の場合は、事前に計算した営業キロ数を、各地方ごとにある「地方交通線」の運賃表に当てはめて、乗車券の金額を調べることができます。

各地域内で両方の線を乗り継ぐ場合

乗車する区間が、幹線(黒い線)と、地方交通線(青い線)の乗り継ぎとなる場合は、事前に計算した営業キロ数のうち、地方交通線に当たる部分だけ、再計算します。その方法として、まず、地方交通線に分類される路線の掲載ページ(本編の時刻情報部分)に戻って、営業キロの横に並べて書かれている、「換算キロ」という表示を確認してください。ここで、乗車する区間について、「換算キロ」のほうで距離の長さを再計算します。その上で、幹線に分類される路線の営業キロ数に、換算キロ数を合計し、乗車区間の全体を幹線扱いとして、各地域ごとの「幹線」の運賃表に当てはめれば、乗車券の金額がわかるという仕組みです。このとき、計算のために合計した仮想的な営業キロ数のことを、JRでは「運賃計算キロ」と呼んでいます。

各種料金の計算

特急券にかかる特急料金や、グリーン車に乗るときにかかるグリーン料金については、その料金が必要となる列車に乗車する区間の分だけ、別料金が課金されます。なお、寝台料金だけは距離制ではないので、寝台の等級に応じた金額を調べてください。

特急料金の計算

特急料金も、乗車券の運賃と同様に、雑誌の「時刻表」で、利用する区間の営業キロ数を計算して、その合計距離から調べることができます。しかし、そのやり方では手間がかかってしまうので、もう少し、要領の良い方法を使ってみましょう。JR線については、新幹線でも、在来線の特急でも、特急列車には「○○号」という愛称名が付いているので、その愛称名(列車名)を手がかりとして利用し、列車ごとに主要な区間の特急料金を知ることができます。雑誌の「時刻表」で、「JR線営業案内」の各ページを参照すると、特急列車1つ1つの運行区間ごとに、主な乗車駅・下車駅を利用した場合について、乗車券の運賃と特急料金を表示した、早見表が掲載されているので、これを使って、自分が乗る区間の特急料金を調べます。このとき、駅の改札を出入りする区間と、特急に乗る区間が完全に一致する場合は(乗り継ぎなしであれば)、この早見表だけで、運賃と特急料金の両方を一度に知ることが可能。切符代の総額は、座席等級が普通車の場合は、運賃と特急料金の合計です。特急を降りた後に乗り継ぎがある場合などでも、特急料金については早見表で確認すれば、簡単に調べることができます。

グリーン料金の計算

新幹線や、特急列車のグリーン車を利用したい場合は、まず最初に、特急料金の早見表で、自分が乗りたい特急列車の乗車区間を確認し、そこに書いてある営業キロから、実際に乗る距離を計算します。途中駅から乗車する場合は、下車駅から乗車駅の営業キロ数を引き算してください。その答のキロ数を、別の一覧表にある、新幹線や特急列車の、グリーン料金の項目で確認すれば、追加分となるグリーン料金がわかります。この場合の交通費の総額は、乗車券運賃+特急料金+グリーン料金で、切符は3枚です。なお、普通・快速列車(JR在来線の各駅停車に相当する列車種別)のグリーン車に乗る場合にも、グリーン料金が必要となりますが、その場合は、乗車券の運賃とは別に、グリーン車が付いている普通列車に乗る区間の距離だけを計算してから(普通列車にはグリーン車がない普通車だけの編成もあります)、普通列車用グリーン料金の一覧表を参照してください。ちなみに、東海道本線の場合では、沼津より西に行くと、普通列車にはグリーン車が付いていないことのほうが多くなります。

 
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