こちらは、不定期でお届けするおまけレタッチのコーナー。
今回、結婚式で撮った写真をテキストだけでオシャレに合成しちゃう方法をご紹介します。素材集の画像やイラストはいっさい不要。意外とカンタンなので、ぜひあなたも試してみてね。
【今回使用したソフト】 PhotoStudio(TM) Arcsoft



今回、合成写真の背景には全面英文テキストを利用します。アルファベットならオシャレな模様代わりにもなるので意外と便利。でも、横文字が並んでいればどんな文章でもいいわけではありません。なるべく写真のイメージに合う文面でありたいものです。そこで、文例集などから「結婚祝いのお礼状」などを引用してそれを原文とし、インターネットで無料翻訳するとカンタンに英文を作成できますよ。
■インターネットの自動翻訳機能
テキストを無料で翻訳するには、「Excite翻訳」がオススメです。
原文を入力して翻訳ボタンをクリックすれば、その場ですぐに結果(翻訳文)が表示されます。

→サンプルテキスト(自動翻訳文/原文)


つぎに、レタッチソフト上で元画像を開き、その上に英訳されたテキストを貼り付け(ペースト)ます。操作の大まかな手順は次のとおりです。
1 元画像の上に新規レイヤー(layer-1)をつくり、全面に英文テキストを貼りつけます。
2 テキストが足りなくて余白が多い場合は、同じテキストを繰り返しコピーしてリピートさせます。
3 貼り付けたテキストに、フォント、文字サイズなどを指定します。

フォントは、なるべくエレガントなイメージのものがウェディングにマッチしそう。
ちなみに、ここでは「Monotype Corsiva」という欧文フォントを使用しています。


さて、今度は写真画像を別レイヤーとして複製(layer-2)します。
そして、複製したレイヤーに形状を選んで画像を型抜きます。
型の種類はソフト上にいろいろ用意されているので、気に入ったものを使ってみると良いでしょう。


その他、必要に応じてタイトル文字などを入力し、最後にレイヤーの重なる順序を確認してファイルを保存すれば完成です。
元の写真画像は非表示にし、それ以外のレイヤーは、Section1〜3 の順で上に重なるようにします。
ファイル保存時は、JPEG(ジェイペグ)形式、BMP(ビットマップ形式)、PICT(ピクト)形式、TIFF(ティフ)形式
など汎用的な画像ファイル形式で保存すると、ばらばらだったレイヤーがひとつに統合されてしまいますので注意してください。
使用しているレタッチソフトのオリジナル形式で保存すれば、各レイヤーを保ったまま保存することができます。
■レイヤーの透明度
レイヤーの透明度を変更することもできます。英文テキストのレイヤーは、透明度を変えると少しやわらかい雰囲気になります。パレットのスライダを100%から徐々に下げて直感的に適正値を決めてみてください。



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