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散歩 Vol.2

路地裏を撮る

建物、住人、看板など、その場所の空気感を意識して撮る

ステキに撮る
3つの
ポイント

  1. 地元の人しか通らないようなところを歩いてみる
  2. 人物や小物を活用して路地裏の生活感を出す
  3. 色の明暗で味わいを出す

少し斜めから撮影して窓への写り込みを防ぐ

建物が暗いときに、窓の正面から撮影すると自分が写り込んでしまうことがある。この場合、少し斜めの角度から撮影すると窓への写り込みを防げる。

主題を中心からずらしてバランスのよい構図に

主題の干し柿を中心に配置すると脇役が生きてこない。主題となるものがひとつの場合、中心から左右のどちらかにずらした構図にすることで、主役・脇役がうまく調和したバランスのよい写真に仕上がる。

黒い部分が多いときは露出をマイナス補正する

背景に黒い部分が多いため、露出を変えずに撮影すると、全体的にやや明るく写ってしまう。黒い部分が多いときは、露出をマイナス補正すると、見た目の印象が近い色合いになる。

撮影状況

秋、薄曇りの天気の中、路地裏に面した民家の窓を撮影。干し柿と手ぬぐい、窓の外に咲いていた花と面白い被写体がそろっていたので、メインの干し柿を中心からずらして配置し、画面がうるさくないようにした。

CAMERA DATA

カメラ ニコンD100
撮影モード 絞り優先AE
絞り F4.5
露出 -0.67
ISO 200
WB 太陽光

小物を入れ生活感を再現

主役はイスだが、イスだけのアップではつまらない写真になってしまうので、玄関と玄関に続く階段を入れて生活感を出す。この時イスを左下にフレーミングし、上と右に空間をとり、その場の空気感も表現するとよい。

明暗の差で印象的に切り取る

急勾配であまり光の届かない階段の下から空を見上げるように撮影した。階段の暗さが空の青さをよりいっそう引き立てている。また、低い位置から撮影したので奥行のある写真に仕上がった。

斜め横から撮影して遠近感を表現

古びた窓枠とそれに寄り添うように咲いているバラを撮影。正面から撮影すると平面的な写真になってしまうので、窓枠が斜めになるように配置して遠近感のある写真に仕上げた。

人物の後ろ姿で路地裏の生活感を出す

路地裏の写真の面白さはそこに住む人たちの生活感がポイント。何気ない路地裏の風景にそこを行き交う人をプラスするだけでより味わい深い写真になる。

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