【その1】 年賀状は今年の思い出の集大成
とうとう12月ですねぇ。みなさんも、何かと忙しい毎日を送られていることでしょう。新年へのカウントダウンも刻々と近づくこの季節。クリスマス気分に浸るのも良いですが、その前にやらなければならない大仕事がひとつありますよね、そう、年賀状づくり。
最近では、みなさん競うかのように年賀状のデザインには凝るようになり、作る楽しさに見る楽しさ、色々な楽しみ方へと広がりました。一昔前までは、手書きの文面に干支のスタンプをポンと押したら出来上がりだったのに・・・なんて、昔を良き時代と懐かしんでいる人もいるんじゃありませんかぁ?
でも、せっかくデジタルカメラがあるのですから、ぜひオリジナル写真を使って個性的な年賀状にしてみるのもイイものですよ。だって、年賀状は新年のご挨拶状でありながら、この一年お世話になった方への感謝の意も込めつつ楽しかった思い出の写真などでビジュアルにキモチを伝えることができます。そういう意味では、今年の思い出の集大成とも言えるのではないでしょうか。
そこで、今回はデジタル写真を使ったオリジナル年賀状のつくり方をLet'sフォト美がナビゲートします。

【その2】 使用する写真の画像解像度をチェックしよう
フォト美の重要ポイントでは、早速、年賀状に使用する写真画像を必要な点数だけ用意しましょう(できれば、生画像を)。
そして、それをプリントしたときに最も美しくなるように最適な解像度に設定しましょう。
PCに取り込まれた写真画像を家庭用インクジェットプリンタでカラー印刷するとき、画像のもつ画像解像度と、プリンタのもつプリンタ解像度の値が印刷結果に大きく影響します。
例えば、プリンタのカタログに「2880×1440dpi」というようにプリンタ解像度が表示されていますが、この値は画像解像度とは別もので、いわゆるプリンタの印刷能力をうたったものであるにすぎません。実際、印刷に必要な画像解像度は、そこに表示されたプリンタ解像度の1/4〜1/3程度とされています。
しかし、あまり高解像度であっても、パソコンで処理時間がかかる上、それ以上の印刷結果は期待できないため、画像解像度は、プリンタメーカーで推奨する 300〜400dpi程度を目安に設定すると良いでしょう。
加えて、これらの写真を撮影するには、少なくとも120万画素CCD以上のデジタルカメラで、また、ハガキ全面に写真を使用する場合は200万画素CCD以上のデジタルカメラで撮影されることをオススメします。もちろん、画質モードは「最高画質(スーパーファインなど)」でね!

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