このコンテストも今回で11回目を迎えました。10年を越える長い歴史の積み重ねの中で年々応募も増え、昨年より約1,000点も多く、応募総数約19,800点の作品が集まりました。
各部門のレベルも非常に高く、特にリバーサルプリント・紅葉の部は毎回激戦となっています。他の部門もこれに負けることなくいい作品が集まっていました。惜しくも入賞できなかった中にも、他のコンテストであれば入賞できるだけの力のある作品が多数ありました。全体を見ても入賞した作品は非常にレベルが高く、このことは誇りに思っていただいていいと思います。
このようにレベルの高いコンテストは日本のアマチュア写真界に大きな影響をあたえていくものと考えています。次回にも大きな期待が持てるコンテストでした。 |
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審査員:竹内敏信氏
たけうちとしのぶ/
1943年愛知県生まれ。名城大学理工学部卒。愛知県庁勤務の後、フリーとなる。主として35ミリ一眼レフカメラを駆使し、鋭敏な感覚と的確なテクニックで自然の映像化に挑戦しつづける。風景写真の第一人者として最も人気が高く、多くの写真コンテストの審査委員を務める。写真展、講演会など多数。アマチュアの指導にも力を入れている。主な写真集に「花祭」(誠文堂新光社)、「天地聲聞」(出版芸術社)、「天地風韻」(日本芸術社)、「水の変幻」(文一総合出版)、「芭蕉百吟」「燦(きらめき」(春陽堂書店)、「雪月花」(トーキョーセブン)、「櫻」「山櫻」「櫻暦」(出版芸術社)、「欧羅巴」(小学館)、CD-ROMに「雪月花」(トーキョーセブン)、「風景遺産」(シンフォレスト)などがある。日本写真家協会理事。東京工芸大学日本写真芸術専門学校現代写真研究所講師。 |