やはり夏ということで、庭先など屋外で撮った写真が多く集まりました。昆虫や鳥の習性を知っていないと撮れない写真もたくさんあり、皆さんの研究熱心さが伝わってきました。今回の特徴としては、どこかホッとするような心やすらぐ写真が目立っていました。カメラの機種などにとらわれることなく、あまり難しく考えずにシャッターをたくさん押したことが応募作品から想像できます。しかし、動物の頭やしっぽが切れていたりして、何を撮っているのかわからない写真もまだまだ多くありました。今後、応募される方はこのことに注意していただきたいと思います。 |
審査員 増田勝正氏
ますだ かつまさ/1945年東京都出身。
愛犬雑誌のカメラマンを経て現在フリーの動物カメラマン。アイメイト(盲導犬)のボランティア活動にも参加し、自ら犬、猫の繁殖・育成にかかわっている。 |
|
|
|
カメラ:EOS1D MARKII
レンズ:EF50mm F1.4 USM
絞り:f2.2
シャッタースピード:1/125秒
グランプリ寸評
夜に撮影したタングステン光の色彩の写真というのはこれまでの応募作品にはなかったので、とても新鮮に見えました。昼間に撮影した写真と違い、夜ならではのお祭りの雰囲気がよくでています。片側からの光線で、女の子と犬の表情や浴衣が強調されています。タングステン光の持つあたたかさによって、とてもいい感じにの作品に仕上がっています。 |
|