藤吉修忠(和歌山県和歌山市)
撮影地:鳥取県・鳥取市 鳥取砂丘
寸評/
日傘の赤と緑が黒っぽい二人の衣服にぴったりマッチして、砂漠の大きな空間の中で存在を主張している。雨上がりとか風の強い日でないと砂丘から観光客の足跡が消え、美しい風紋が見られないのだが、この日は人がまだ歩いていなかったのだろう。足跡の無いところを二人で歩いているからこそ未来が見えてくるのである。明るい作品で幸せを感じる。(竹内)
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