今回も何枚かの組写真と思えるような応募作品がありましたが、最終的には1枚だけしか選考対象としません。ですから1枚1枚を誰が見ても1つの作品として成立する内容の濃いものを応募して欲しいと思います。また、ホームプリントで応募された方もいますが、やはり色の仕上りに問題のあるものが目立ちました。過度の演出を試みた作品もありましたが、適度にアレンジすることは問題ないと思いますが、やり過ぎはマイナス評価につながりますので注意して欲しいと思います。 |
審査員 増田勝正氏
ますだ かつまさ/1945年東京都出身。
愛犬雑誌のカメラマンを経て現在フリーの動物カメラマン。アイメイト(盲導犬)のボランティア活動にも参加し、自ら犬、猫の繁殖・育成にかかわっている。 |
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グランプリ寸評
今回は犬と猫を写した作品のレベルの高さが目に付きました。その中でもこの作品からは飼い主の愛情が強く感じられます。猫がこのような表情をするのは本当に気を許した時なので、飼い主でないと撮れない写真です。他にも似たような作品はありましたが、これだけリラックスした表情のものはありませんでした。猫に対する飼い主の気持ちがよく伝わってくる作品です。 |
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