ちょっと工夫した個性的な作品、またドラマを感じさせる作品が集まり、楽しい審査になりました。こどもは思いもよらない表情をしたりポーズをとったり、そこが面白いところです。だからやはりたくさん撮ることが大事。常にカメラを持ってこどもに接し、コミュニケーションをとることで、いい写真が撮れるのです。 |
審査員 沼田早苗氏
ぬまたさなえ/1968年大竹省二氏に師事。1978年フリーの写真家となり商業写真、取材写真を手がけ、ライフワークとして著名な男性のポートレイトを撮影。写真展には「私の写交録」「みんな・みんな・蒼き狼」「もう一人の日本人」などがある。 |
|
|
|
グランプリ寸評
ストロボと外の光のバランスがとてもうまくいっています。天井の照明がぶれて動きを感じさせる中、こどもの表情がのびのびとしていて、かわいらしい作品です。おそらく家族でコーヒーカップに乗って楽しんでいるのでしょう。その様子が見る側へ伝わってきます。女の子の手を全部入ることによって、動きが止まることなく表現されているのもいいですね。 |
|