腕自慢部門 総評: 全体の応募枚数は12,578点で前年より約1,700点増加した。グランプリは大胆な構図で獅子舞の男を表現した門田勝一氏。気迫のこもった作家の表現が被写体の力強さとともに伝わった。特選では森田道昭氏の突然の雨で祭りの行方を不安がる子供の1コマなど、オリジナリティのある作品が評価された。
腕だめし部門 総評: 一瞬のシャッターチャンスや微笑ましさなどに審査の基準があり、腕自慢部門のオリジナリティの表現とは明確な違いがある。グランプリは鰤切り神事の一瞬をとらえた中野英治氏。特選の森澤孝慈氏、大西忠男氏の愛情あふれる写真は好評だった。個人を被写体とした作品については入選決定後に被写体の方の承諾を作者から得ていただいた。 |