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2014祭りフォトコンテスト結果発表
「日本の祭り」写真コンテスト2014に、たくさんのご応募ありがとうございました。
全国から寄せられた応募作品総数10,619点の中から、見事に入賞された方々の作品を、ここに発表させていただきます。
当サイトに掲載されている写真・テキスト等を無断で複製・転載することを禁じます。
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総評
芳賀日向 氏 審 査 員
芳賀日向 氏

はがひなた/祭り写真家。朝日新聞社「週刊日本の祭り」全30巻「祭りを撮る」を連載。2012年PHP研究所「日本の祭り大図鑑」監修など。2012年6月「被災地の夏祭り」写真展。鹿児島市おはら祭審査委員長。日本写真家協会会員。

総評 今年も総点数9,395点、応募者数1,996人となり、審査員3名が2日間に渡り厳正に審査をしました。1次審査通過は作品として写真ができていることを、2次審査通過は作者の視線が審査員に通じたことを意味します。腕自慢のグランプリは東京の祭り「三社祭」。キチッと計算した構図の華やかな祭りの様子は、祭りの音が聞こえてくるようです。腕試しのグランプリは雪国の夜空に浮かぶ「上桧木内の紙風船」。幻想的で動感のある光景が評価されました。昨年新設されたスマホ部門は応募点数が倍になりました。グランプリは主婦が撮られた家庭での人生儀礼「お食い初め」。鯛の焼き方に手作り感があり、スマホならではの写真がとても良い。学園祭などもこの部門では対象です。
総評 今回、応募数は少し減ったものの、作品内容のレベルにはあまり影響しなかったようです。見慣れた祭りでも「今年はこういう狙い方で来たか!」「こんな視点もあったのか!」と驚きを感じる写真にも数多く出会いました。腕自慢部門では、有名な三社祭をユニークな視点とレンズ効果で捉えた作品がグランプリを獲得。腕だめし部門では、秋田の詩情溢れる紙風船上げ行事を風土性豊かに美しく捉えた作品がグランプリ授賞。どちらも、祭事の珍しさだけでなく撮影者独自の視点が大事、という点で共通しています。スマホ部門でも、家庭のお食い初め行事を微笑ましく撮った作品がグランプリを射とめました。自分だけの目と心で撮った「祭り」を次回もぜひご応募ください。
審 査 員
板見浩史 氏
板見浩史 氏

いたみこうじ/福岡県生まれ。法政大学法学部卒業。元「日本フォトコンテスト」(現-フォトコン)の編集長。公益社団法人日本写真協会(PSJ)顧問。NPO法人フォトカルチャー倶楽部理事。JPO(一般社団法人 日本フォトコンテスト協会)代表理事。

平嶋彰彦 氏 審 査 員
平嶋彰彦 氏

ひらしまあきひこ/写真家、編集者。1946年生まれ。早大政経学部卒。毎日新聞社出版写真部長・ビジュアル編集室長など歴任。共著に『昭和二十年東京地図』、編著に『宮本常一 写真・日記集成』など。

総評 日本全国には実にさまざまな祭りがあります。今年もまた審査をしていて、応募作品の数の多さもさることながら、祭りの種類の多様性に驚きました。祭りは毎年同じ形を繰り返すものですが、同じ祭りを写しても、これまでにない斬新な表現をねらった応募作品がたくさんありました。もう一つの特徴は、撮影技術や主題のほりさげ方などの点で、「腕自慢部門」にひけをとらない「腕だめし部門」の作品が少なくなかったことです。また「スマホ部門」では、これと思ったらすぐ写せるカメラの機能性を生かした作品が上位に選ばれました。全体的には3部門とも応募作品の水準は年々向上していて、アマチュア写真恐るべしの印象を強くもちました。

 
NPO法人フォトカルチャー倶楽部