結果発表
たくさんのご応募ありがとうございました。
全国から寄せられた応募作品総数10,594点の中から、
見事に入賞された方々の作品を発表いたします。
たくさんのご応募ありがとうございました。
全国から寄せられた応募作品総数10,594点の中から、
見事に入賞された方々の作品を発表いたします。
応募数は1万点強と昨年よりも半減しましたが、全体的に写真レベルが高く多彩になり、表現力が増しました。前回まではペットや家族、野鳥など身近な被写体の作品が多く見られましたが、世の中的に祭りや各種イベントが再開されだしたことで明るく華やかで勢いのある作品が増加。ここ数年の閉塞感や行動制限、撮りたいのに撮れない悶々とした日々から解放され、堰き止められていた感情が強大な写真力となって一気に爆発したのでしょう。また、これまで応募経験のなかった新しい風が入り、固定観念のない自由な発想とアプローチで美しい写真に挑戦していることでフォトコンテストの明るい未来を感じました。
大井幸枝
逆光に浮かび上がるススキの美しさに見惚れました。無意識に4秒以上眺める作品は「良い写真」かどうかの判断基準と聞いたことがありますが、本作はいつまでも見飽きぬ魅力が詰まっています。点在する石灰岩から木々の配置まで計算された構成バランスが素晴らしく、すべての被写体が輝いて見えます。作者が心動かされた世界をいかに見た目と同じ、もしくはそれ以上に第三者に伝えられるかは写真表現の難しさであり、作者の腕の見せどころであり、醍醐味です。
大川正宏
被写体との呼吸が見事に合い、最高の表情をもらいましたね。レンズワーク、画面を傾けた躍動感演出、シャッタータイミングと完璧に決まっています。パフォーマーのキャラクターもあるのでしょうが、パフォーマンスにかける熱量、人前で踊れる喜び、イベントの楽しさが手に取るように伝わってきます。背景にはマスクをした観客がぼんやりと写り、制約された時期の開催だったことも想像できます。その鬱屈を晴らすパフォーマーの表情は痛快で見ている側も元気になります。
(敬称略・順不同)
前田鉄矢(滋賀県) | 藤本哲男(山口県) | 落合正和(静岡県) | 比嘉徠人(沖縄県) | 内山田要(静岡県) |
吉川航(千葉県) | 垣見彩乃(愛知県) | 渡辺徹(福島県) | チャンパメラ(東京都) | 久保田一輝(静岡県) |
工藤結花(宮城県) | 望月あゆみ(静岡県) | 髙橋しのぶ(茨城県) | 恵飛須優紀(長野県) | 木村忠司(青森県) |
山内則義(宮城県) | 島林大祐(滋賀県) | 西尾奈緒子(北海道) | 髙橋順吉(岩手県) | 魚住加奈子(広島県) |
千田一弘(福岡県) | 古河美弥子(香川県) | 高柳創志(熊本県) | 隅田重明(北海道) | 小川智教(岩手県) |
サンジャヤラシカ(群馬県) | 藤井洋一(広島県) | 末廣周三(福岡県) | 山田和博(埼玉県) | 竹田公寿(兵庫県) |
櫻井啓司(神奈川県) | 木之下芳昭(福岡県) | 杉瀬豊(大分県) | 酒居誠(新潟県) | 仲野翼(大阪府) |
林良子(山口県) | 石﨑幸宏(山形県) | 秋庭幸子(北海道) | 新開寿章(福岡県) | 吉野宏映(埼玉県) |
折原麻子(愛知県) | 林純一(愛知県) | 飛田孝幸(東京都) | 倉田儀昭(東京都) | 坂内克行(東京都) |
八久保英和(新潟県) | 香川文孝(千葉県) | 土屋雅志(岐阜県) | 五十嵐夏希(埼玉県) | 野崎多恵子(北海道) |
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