写真何でも情報 EXPRESSコラム・ギャラリー
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2000.01.15
ちょっとした撮影のコツや本格的な撮影方法、最新の写真・カメラ用語解説など写真とカメラに関する最新の話題を毎週さまざまな角度から取り上げていく「写真何でも情報 EXPRESS」。これを読んでスキルアップ!
軽井沢といえば、宣教師アレキサンダー・クロフト・ショーが開拓した日本を代表する「避暑地」ですが、賑わうのは夏ばかりではありません。冬も賑やかです。長野新幹線で東京から僅か1時間ちょっとの位置にありながら、山に囲まれていることもあって、1~2月の平均気温は零下を下回る、かなり寒さの厳しい場所です。こうしたことから、冬の撮影にはこと欠きません。1月末には氷まつり、たいまつ滑降に加えて、花火大会、ジャズコンサートなどが集中して催されます。
▼軽井沢氷彫刻大会=1月27日(木) ~30日(日) 軽井沢駅前通り会場 22時までライトアップ
30数体の氷の彫刻が並んで昼間もきれいですが、夜間にさまざまな照明に映える、氷と光の芸術にみとれることでしょう。夜間のライトアップでの撮影は、ノンストロボで挑戦してみたいところです。氷像に異なったカラーライトを多方向から当てますので、見方、角度によって変幻万化し、撮影ではその色の選択がポイントになりそうです。
▼冬花火大会=1月29日(土) 軽井沢駅前通り会場( 矢ヶ崎公園) 19時30分から
空気の澄んだ冬空に舞う花火は、夏の花火とは趣が異なり、花火の色がより鮮やかに見えます。但しその分、煙も明確に見えますので、撮影の時はこの煙に要注意です。
▼たいまつ滑降=1月29日(土) 軽井沢プリンスホテルスキー場 19時~
夜間の雪上を松明を持って隊列を組んでの、滑降が見ものです。撮影では全景を撮る場合、スキー場とは線路を挟んでの反対側でカメラを構えるといいでしょう。
このほか、駅前通でジヤズコンサート、あったか広場(といっても温かい食事などの販売)もあります。
祭りに加えて、冬景色を撮りたい場合は、雪をいただいた浅間山が恰好の被写体となります。また、車で行ける滝(駐車場から徒歩3~4分)として、白糸の滝があります。全面結氷はしませんが、滝の左右が凍ってきれいです。さらにハイキングでは竜返しの滝、千が滝が撮影ポイントになるでしょう。もっとも、今年は異常に気温が高く、部分結氷する日が少ないようです。
[交通アクセス]
JR東京から長野新幹線 軽井沢下車が便利です。
車で行く場合は駅の南側に駐車場があります。
但し、雪や凍結がありますので、タイヤチェーンなど冬支度はお忘れなく。
[問合せ]
軽井沢役場観光課 0267-45-8579
軽井沢プリンスホテルスキー場 0267-42-5588
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