写真何でも情報 EXPRESSコラム・ギャラリー
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2000.02.05
ちょっとした撮影のコツや本格的な撮影方法、最新の写真・カメラ用語解説など写真とカメラに関する最新の話題を毎週さまざまな角度から取り上げていく「写真何でも情報 EXPRESS」。これを読んでスキルアップ!
今年は暖冬といわれていますが、それでも寒さの厳しい北海道、特に中央部などでは、マイナス20°程度まで下がっています。この寒さを味方につけて、北海道ならではの雪まつり、氷まつりはあちらこちらで開催されています。また、2月11~13日が連休とあって、この前後に集中しています。札幌の雪まつりとぶつかりますが、ここ旭川の冬まつりも41回を数え、大きな雪像で有名です。期間は2月9日(水)~13日(日)までの5日間です。また、同時に「氷彫刻世界大会・あさひかわ雪あかり2000」が開催されていますので、雪像に加えて、氷の芸術も見られます。
ここの冬まつりの特長は市民参加型で、事前に申し込んでおくと(当日は不可)、開催期間中に雪像づくりを体験できます。また、今年はタコの滑り台もあるほか、連休にはキャラクターショーなどもあって、子供も一緒に楽しめます。
こうしたことから雪像も素人的なものもあって、趣が結構あります。無論「よく作ったナー」と思われる大雪像や氷の作品もあって、写真を撮るにはバラエティに富んでいます。夜間はライトアップされて、雪像が浮かび上がりますが、雪像にカラースプレーで彩りされているものもあり、それなりに絵になります。
会場が石狩川旭橋河畔(メイン会場)、常磐公園(氷彫刻世界大会)、平和通買物公園(雪像づくり)に別れていますが、さほど遠い距離ではありません。
ところで、注意しなくてならないのが寒さ対策です。寒気が道内でも厳しい所ですので、帽子や耳宛て、手袋など本格的な防寒が必要です。加えて、道が凍っていますから、革靴や一般的な長靴では歩けないと思ってください。滑り止めは欠くことができません。また、外を歩いていると、鼻水がよく出ますのでテッシュも必携品です。
それと忘れてならないのが、撮影道具の寒さ対策です。家から外に出るときはさほどの注意は必要ありませんが、寒い外気にさらされたカメラを直接、暖かい部屋に持ち込むのは厳禁です。出たり入ったりしますと、結露が凍ったりして思わぬ故障に泣いてしまいます。さらに寒い所では電池が不作動になったり、電池の消耗が激しかったりします。寒さに弱いマンガン電池を使用しているストロボなどは発光しなくなります。ホッカイロを有効に活用してください。ちなみに寒さに強いのはリチウム電池です。
[交通アクセス]
JR札幌駅→特急 約1時間30分→旭川駅
[問合せ]
旭川市商工部観光課 0166-25-7168
(雪像づくりの申込みも同じ)
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