写真何でも情報 EXPRESSコラム・ギャラリー
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2000.05.27
ちょっとした撮影のコツや本格的な撮影方法、最新の写真・カメラ用語解説など写真とカメラに関する最新の話題を毎週さまざまな角度から取り上げていく「写真何でも情報 EXPRESS」。これを読んでスキルアップ!
5月の北海道は、梅、桜などが一斉に咲きだし、さながら花の展覧会のようでしたが、5月末から6月に入りますと、北の国ならではの特有のシバザクラ、ライラック(右:写真)、スズランなどが順次、咲いてきます。また、長い冬の眠りから覚めて、活動を開始するように6月の北海道は、各地で行事・催事が集中して行われるのも特徴的で、祭以外の緑・花文化講座、野点、乗馬体験会、野鳥観察会、星座観察会といった催しもあります。
並木の都といわれる札幌の、その代表的な木がライラックで、この祭は5月の最終日曜日ですが、今年は気候の関係で若干、遅れているようで、きれいに栄えるのは6月初旬になるだろうと予測されています。ライラックは時計台と大通り公園が有名ですが、地元の人によると「北大植物園がきれいで、ムードもある」そうです。ライラックを目的に撮影に行かれるようでしたら、一度、訪れてはいかがでしょう。
一方、丘全体を覆うシバザクラ(左:写真)の群生は、紋別地区など道北へ行くと5月末に6分咲きで、6月上旬が見頃、撮り頃になりそうです(但し、気温によって早くなる場合があります。確認してお出かけください。また、シバザクラは以前に「きれい」だったからと、行っても環境の変化で、僅かしかないケースもあります)。
ところで6月初旬の祭としては、札幌の YOSAKOIソーラン祭があります。寒い冬にためたエネルギーを一度に爆発させるようなお祭です。 YOSAKOIは四国は土佐の国の曲と北海道のソーラン節をミックスした、最近は特に若者に人気が高いようで、そのエネルギッシュなことと、奇抜な衣装と踊りは、撮影対象としてうってつけでしょう。
この YOSAKOIソーラン祭は6月7日から11日まであります。前半は主に札幌の地元チームが競い合い、10日と11日が全国からのチームが参加した本祭になります。
この祭の撮影に関しては、迫力ある写真を撮るために、近くによって撮ろうとしても、規制のある地区があります。大通り公園の西八丁目が特に厳しく規制され、道路からは報道関係者か、チームの関係者だけに絞られています。このほかの地区でも、危険性のある場所ではスタッフが指示を出しますので、それに従って撮影するようにしてください。もちろん、桟敷席(有料)や一般の方達と混じって写す分には問題ありません。進行する道路での規制です。
[交通アクセス]
YOSAKOIソーラン祭会場 大通り公園 JR札幌駅から徒歩10分、地下鉄でひと駅
[問合せ]
YOSAKOI ソーラン祭り組織委員会 011-231-4351
札幌商工会議所 011-231-1122
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