写真何でも情報 EXPRESSコラム・ギャラリー
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2000.11.04
ちょっとした撮影のコツや本格的な撮影方法、最新の写真・カメラ用語解説など写真とカメラに関する最新の話題を毎週さまざまな角度から取り上げていく「写真何でも情報 EXPRESS」。これを読んでスキルアップ!
各地で行われる「風物詩」、地元では季節を実感として味わえます。北海道では初冬になると、イベントや行事が少なくなりますが、そうした数少ない風物詩的な存在が札幌の街を彩る「さっぽろホワイトイルミネーション」が挙げられます。昭和56年、大通公園2丁目広場から1000個の電球で始まったイルミネーション、今年で20回目を迎えます。21世紀への橋渡しとなる、今回は昨年よりも1万個多い、38万個が11月17日からともされます。大型のシンボルオブジェも増えて、札幌の初冬の夜を飾ります。また、今年はうれしいことに、第55回国際青年会議所世界会議札幌大会が開かれるため、期間中の11月5~11日に駅前通のイルミネーションだけですが、事前点灯されます。
会場は例年とほぼ同様で、札幌市中央区大通西1~12丁目の大通公園と同北5~南5の札幌駅前通の二カ所です。11月17日は午後4時30分からメーン会場の大通西2丁目会場で点灯式が行われます。
大通公園には「宇宙の領域」と題した高さ15メートル、5000個もの電球で飾られるほか、クリスマスツリーや帆船を形どった大型のシンボルオブジェもあって、例年以上の盛り上がりがみられそうです。さらに4丁目会場では20回目を記念して、第1回開催時のメーンとなった高さ15メートルのオブジェ[トライアングル]が披露されます。駅前の街路樹も無論 1.2キロメートルの光の帯ができます。
このイルミネーションは、大通公園が1月7日まで、駅前通は2月12日までの毎日午後4時から10時まで点灯しています。なお、12月23~24日と大晦日は午前0時まで、街を飾ります。
ところで、イルミネーションの撮り方は、一概にはいえませんが、見た目には明るくても意外に暗いと考えて、半~1絞りプラス側で露出を決めたたほうがきれいに撮れます。但し、光の強いイルミネーションに近くから直接レンズを向ける場合は、露光オーバーになりますので、注意してください。
また、このイルミネーションの写真コンテストも実施されます。現段階では詳細が決定されていませんが、締切りは例年と同様、翌年の1月10日前後になるとのことです。詳細は札幌観光協会へ問合わせてください。
[交通アクセス]
JR札幌駅から中央通りまで徒歩で行けます。
[問合せ]
札幌市役所 011-211-2111
札幌観光協会 011-211-3341
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