写真何でも情報 EXPRESSコラム・ギャラリー
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2001.03.03
ちょっとした撮影のコツや本格的な撮影方法、最新の写真・カメラ用語解説など写真とカメラに関する最新の話題を毎週さまざまな角度から取り上げていく「写真何でも情報 EXPRESS」。これを読んでスキルアップ!
新潟県の南部にある松代町(まつだいまち)。一般的に南部といえば、暖かい方向に考えられますが、新潟では長野県境にもほど近い山間部になって、豪雪地帯に位置します。その松代町で3月10、11日、町にゆかりの深い戦国の名将上杉謙信にちなんで行われる“越後まつだい冬の陣”雪の松代城を舞台に、よろい兜に身を包んだ若武者達が「城をとり合戦」を繰り広げるユニークな祭りです。今年で第14回を迎えます。
まだ歴史の浅い行事ですが、写真の被写体ということでは、武者行列、花火大会、手作りみこし合戦、そして最大の見どころは、11日に開催される、「のっとれ!松代城」と称した雪中鉄人レースと豊富です。
主催者の越後松代幕府によりますと「全長3kmの雪道に仕掛けられた多くの難関を突破し、標高384mの城山山頂を目指し、一番乗りを競う過酷なレースである。見事、難関を乗り越え、一番乗りで入城を果たした武士には、一年間松代城主に任命、新潟松代産コシヒカリ150kgが贈呈される」とのことです。
レースは11日午後12時スタート。男女を問わずに行われますが、撮り所としては総合体育館の難所で、そこを突破する武者の姿や形相は見逃せません。
10日は正午からイベントがありますが、夕刻のからの越後松代幕府出陣式(時代行列)を始めとして、まけよさんよ(餅まき)、ションガイヤ(盆踊り)、ぼんぼさま(どんど焼きの一種で新年行事の大きなたき火)、雪上みこし活き!生き合戦(手作りの神輿でワッショイ)、雪上大花火と続きます。それぞれに個性があって、被写体にこと欠きません。これらの会場には照明がありますが、やはりストロボは手放せません。
雪上花火の撮影は、長時間露光、多重露光など、基本的には変わりありませんが、寒冷の地ために、電池の消耗が激しい点に配慮が必要です。
[交通アンセス]
上越新幹線 越後湯沢乗り換えほくほく線「まつだい駅」下車 徒歩約10分
北陸本線 直江津乗り換えほくほく線「まつだい駅」下車 徒歩約10分
関越自動車道 六日町ICからR253経由 約40分
越後川口ICからR117経由 約40分
[問合せ]
松代町役場 企画振興課 02559-7-2220
松代町観光協会 事務局 02559-7-3000
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