写真何でも情報 EXPRESSコラム・ギャラリー
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2001.06.30
ちょっとした撮影のコツや本格的な撮影方法、最新の写真・カメラ用語解説など写真とカメラに関する最新の話題を毎週さまざまな角度から取り上げていく「写真何でも情報 EXPRESS」。これを読んでスキルアップ!
日本三名山のひとつに挙げられている白山は、石川県と岐阜県の県鏡にあって最高部は2702m。降雪が多く、その名の通り真っ白な山で、古くから信仰の対象とされてきました。 高山植物に富み、一帯はブナの原生林もあって、国立公園にも指定されてもいます。
その白山の麓にある白峰村で、白山まつりが7月21~22日に催おされます。
白山は、養老元年(717年)7月18日、越前の僧であった泰澄大師によって開山されたといわれていますが、その白山開山を祝うのが白山まつりです。伝承民謡の石川県指定無形文化財である「かんこ踊り(輪踊り)」や時代絵巻さながらの泰澄行列が村内を練り歩き、夜には太鼓が響く中、花火も打ち上げられます。
7月18日、白山本地堂において、白山開山法要があり、本祭りは21~22日になります。21日、11時30分の桑島地区の白山大権現臼みこしからスタートします。金管パレードやみこしは白峰地区でも行われ、午後6時に地元の民謡保存会などによる、舞台でのかんこ踊りがあって、7時40分に花火が打ち上げられます。
並行して、7時には岩根神社の参拝を済ませ、泰澄行列が村内を練り歩きますが、時間にして20~30分ほどですから、
この行列の撮影を見逃さないようにしてください。8時からかんこ踊りの夕べが始まります。
翌22日は午前7時30分に白山本地堂での一斉参拝の後、朝がゆ会(於:白峰温泉)や大正琴演奏会(於:林西寺本堂)も催されます。10時から子供みこし、山台曳きなどがあって、中央会場で延命水振舞、午後1時に再度のかんこ踊りがあります。昼間のかんこ踊りの撮影チャンスです。餅まきがあって、祭りがお開きとなります。
ところで、白山の玄関口でもある白峰村は、天領だったこともあり独特の文化を育んできました。古い家々が立ち並び、歴史を感じさせるたたずまいも被写体として魅力的です。もちろん、ハクサンを冠する植物は約30種にものぼる高山植物も是非、カメラに納めたい被写体ですが、本格的に撮影するには、やはり山登りの支度が必要になります。
また、撮影対象ということでは、白山パノラマ、原生のブナ林や巨樹・巨木などが挙げられます。
写真・資料協力:白峰村役場
[交通アクセス]
金沢駅~バス~鶴来駅(乗換)~バス~白峰村約2時間
金沢から車で約1時間30分
[問合せ]
白峰村役場産業振興課 07619-8-2011
白峰村観光協会 07619-8-2721
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