【エネルギッシュに 100団体が競演】
岩手県北上市　みちのく芸能まつり

東北の六大まつりに指定されている、夏を彩るビッグイベント「第40回 北上みちのく芸能まつり」が、♪においやさしい、しらゆりの♪　青春の愛唱歌、北上夜曲が作曲された北上川が流れる北上市において8月7～9日の3日間、開催されます。
この芸能まつりは、岩手県を中心とした東北各地の芸能を伝承すると同時に、多くの人達に鑑賞してもらうことを目的に行われています。こうしたことから、東北各地から 100以上の芸能団体が参集して、エネルギシュに催されます。

芸能は鬼剣舞（おにけんばい）、鹿踊り（ししおどり）、神楽、田植踊、念仏踊など多岐にわたり、北上市内の各所で演じられます。
まつりの概略スケジュールは次の通りです。
7日　前夜祭でオープニングセレモニーの後、子供の鬼剣舞、神楽などが演じられ、お祭り広場で17時45分からの和太鼓共演、子供みこし、市民パレードと続きます。
8日　昼間は各地の芸能が披露され、夕方よりお祭り広場で、神楽の大群舞、鹿踊りの大群舞、鬼剣舞の大群舞が圧巻となります。
9日　昼が民俗芸能公演、そしてフィナーレがトロッコ流しと呼ばれている灯籠流しと県下随一の花火大会（北上川河畔）です。

撮影対象としては各種芸能を始めとして、みこしなど事欠きませんが、大群舞などは夜間での撮影になりますので、ムードを狙うのでしたら、ノンフラッシュで、高感度フィルムが有利です。
また灯籠流しの撮影ポイントは、周辺の情景を入れるならば、薄暮を狙いたいところです。周囲の明るさや撮影条件にもよりますが、三脚にカメラを取り付けて「絞りをf5.6か8、シャッタースピードはオートで……」がひとつの目安になるでしょう。夜間になっての撮影では、灯籠以外が真っ暗になってしまう可能性が高くなります。さらにストロボでスローシンクロなど、いくつかの方法で撮影してはいかがでしょう。人物が対象であれば、ストロボを使用します。
3日間の延べ人員は50万人前後と予想されていますので、周辺に注意して撮影しましょう。
資料・写真提供：北上市役所
［問合せ］
北上市役所　みちのく芸能まつり実行委員会　0197-64-2111
北上観光協会　　　　　　0197-65-0300
［交通アクセス］
東北新幹線　北上～仙台：57分
北上～東京：2 時間36分