写真何でも情報 EXPRESSコラム・ギャラリー
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2001.10.13
ちょっとした撮影のコツや本格的な撮影方法、最新の写真・カメラ用語解説など写真とカメラに関する最新の話題を毎週さまざまな角度から取り上げていく「写真何でも情報 EXPRESS」。これを読んでスキルアップ!
釜石市は1857年、日本で初めて洋式高炉による銑鉄の製造に成功し、近代日本を牽引した製鉄の町、一方、三陸沖は暖流と寒流がぶつかり合う、日本有数の漁場を抱えた漁港でもあり、リアス式海岸を持つ風光明媚な町です。こうした独特な発展をしてきた町で、海の守り神である尾崎神社と釜石製鉄所山神社が合同して、10月19~21日に「釜石まつり」が催されます。
19日 18:00 尾崎神社宵宮祭
20日 10:00 「曳き船まつり」尾崎神社の神輿が海上から渡御し、釜石港内へ
この後、尾崎神社例大祭、新日鐵山神社宵宮祭、武道大会など
夕刻に郷土芸能の披露(山神社)
縁日広場 10:00~14:00(魚市場)、16:30 ~20:00(只越町)
21日 8:00 尾崎神社・山神社合同祭など
12:30 昭和園から尾崎神社・山神社神輿合同市内渡御が出発
15:30 神輿還御式(魚市場)
以上の日程で進行されますが、撮影に適しているは、20日の「曳き船まつり」「縁日広場」、21日の「神輿合同市内渡御」「神輿還御式」です。
20日の「曳き船まつり」は12時~13時の間に、約20隻の船が相次いで魚市場岸壁(漁港北側より)に到着します。尾崎半島の尾崎神社からご神体を神輿に乗せ、船で市内中心部の里宮に奉遷する行事で、船では虎舞や神楽など郷土芸能を乗せて、大漁旗や吹流しをなびかせて海上を疾走してくる姿は壮観です。
「縁日広場」は、日本でただひとつ、橋上にある魚市場でも行われます。
21日の「神輿合同市内渡御」は、約2kmに及ぶ豪華な大行列、海の男の心意気が伝わる虎舞を始め、神楽、山車、手踊り、樽みこしなどが魚市場までの約5kmをパレードします。
「神輿還御式」は、3時過ぎに魚市場から曳き船が20日の逆コースを辿ります。
「曳き船まつり」は半島から岸壁にピッタリと横付けされますので、船団が向かってくるのが撮影できます。地元の人によりますと、望遠、広角の両方のレンズが有効に使えるとのことです。また、逆方向にはなりますが、地元の人は、近接撮影では人数の少ない「神輿還御式」が有利かもしれません。また、撮影に気を取られて、海に落ちないようにと語っていました。
また、天候にもよりますが、潮風が吹きますのでカメラ・レンズの防潮対策もお忘れなく。
なお、釜石市の郊外での紅葉は温度しだいですが、祭の頃に、そろそろ始まる時期になるそうです。
写真・資料提供:釜石市役所
[交通アクセス]
JR東北新幹線・新花巻駅から釜石線・釜石駅まで急行で約1時間30分
[問合せ]
釜石商工会議所 0193-22-2434(祭実行委員会)
釜石市観光物産課 0193-22-2111
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