写真何でも情報 EXPRESSコラム・ギャラリー
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2001.11.24
ちょっとした撮影のコツや本格的な撮影方法、最新の写真・カメラ用語解説など写真とカメラに関する最新の話題を毎週さまざまな角度から取り上げていく「写真何でも情報 EXPRESS」。これを読んでスキルアップ!
小鹿野(おがの)は埼玉県の西北部にあって、一部は群馬県と接しています。周囲は秩父連山の山懐にあって、自然環境に恵まれた四季折々が楽しめる土地柄です。
その静かな山里の中に突如、鉄砲の一斉砲火が12月15日に響き渡ります。この祭は小鹿野町飯田にある八幡神社の「鉄砲まつり」で、14、15日の2日間催されます。埼玉県指定無形民族文化財にもなっており、勇壮にして、賑やかな祭です。
14日
14時00分 若衆宮参り
14時30分 笠鉾・屋台の曳き廻し
16時00分 三番叟の上演
19時00分 歌舞伎の上演
ここの歌舞伎は、「小鹿野歌舞伎」として、広く知れ渡っている伝統芸能です。当日は屋台に芸座、花道を張り出して演じるのが大きな特徴となっています。町内で祭があるたびに奉納行事のひとつして演じられていますが、全国的にも珍しい屋台歌舞伎だけに是非、カメラに納めたい被写体といえます。
15日
10時00分 神楽上演
12時30分 三番叟の上演
13時00分 歌舞伎の上演
15時30分 大名行列
16時00分 お立ち神事・銃火奉納
この後、笠鉾・屋台の曳き廻し、歌舞伎の上演などがあります。
21時00分 煙火奉納
250年の歴史を誇る大名行列は、十万石の格式といわれ、昔のままを再現して参道を進みます。また、お立ち神事は、神社に登る階段付近で、鉄砲をかかえた参道の両側にハンター並び、一斉に空に向けて砲火します。その中を2頭の馬が参道から社殿までの急な階段を一気に駆け登ります。
大名行列や笠鉾・屋台の曳き廻しの撮影は、参道に入ってから樹木をバックにした方が絵になります。
祭や行事以外の撮影対象としては、観音院の巨大な岩窟に本堂を囲まれた「鷲の岩屋」があります。落差30mの滝があるほか、多数の石仏があって、被写体として魅力があります。祭会場の八幡神社から徒歩で行ける距離です。
資料・写真提供:小鹿野町役場産業観光課
[交通アクセス]
西武池袋駅→西武秩父駅→西武バス→小鹿野役場前(乗り換え)→(坂本行きバス15分)飯田八幡下車→八幡神社(当日臨時バス有り)
JR高崎線 熊谷駅→秩父鉄道 秩父駅→西武バス
[問合せ]
小鹿野町役場産業観光課 0494-75-1221(代表)
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