写真何でも情報 EXPRESSコラム・ギャラリー
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2001.12.08
ちょっとした撮影のコツや本格的な撮影方法、最新の写真・カメラ用語解説など写真とカメラに関する最新の話題を毎週さまざまな角度から取り上げていく「写真何でも情報 EXPRESS」。これを読んでスキルアップ!
今年も札幌のストリートを飾る「さっぽろホワイトイルミネーション」が始まっています。このイルミネーションは、今年で21回目を迎え、全国各地でこうした飾りつけが行われるようになった、草分け的な存在です。
厳寒の地、札幌の夜を飾ってくれるイルミネーションは、道行く人々の心を温めてくれる輝きを持っています。各広場では、それぞれに趣向を凝らし、特徴を出していますので、さまざまなイルミネーションが撮れることでしょう。
*会期 【大通公園】平成14年1月6日まで
【駅前通り】平成14年2月11日まで
*点灯時間 16 :00~22:00(12/23 ~12/25 、12/31 は24:00まで)
*大通公園:各広場でのテーマ
・2丁目会場 宇宙広場 ・3丁目会場 クリスマス広場
・4丁目会場 北の自然広場 ・5~8丁目会場 光の森広場
・2~4丁目会場 光のツリーロード
・駅前通り会場
*写真コンテスト
締切 平成14年1月7日(月) 必着
街路樹に飾られたイルミネーションは、電球のほとんどが点光源の集まりです。風景として撮る場合は、絞り込むことで、その点光源のひとつひとつが明確に出てきます。
また、全体が明るく、光源が分散している場合は、オートの撮影で問題ありませんが、周囲が暗い光源を被写体にする時には、露出をアンダー気味にしなければ、狙ったイルミネーションがハイキーになる傾向にあります。
イルミネーションをバックにしてのポートレートでは、絞り解放できれいにボカしたいところです。逆光になりますからストロボを使用しての撮影になります。露出モードは絞り優先が断然、有利です。
特にリバーサルフィルムを使用する場合の注意点としては、イルミネーションではタングステン光が多いことです。以前に撮影して、思った色よりも赤味の強い写真になってしまった経験のある方は、タングステンタイプのフィルムを使用するのも一考です。
タングステンのイルミネーションを利用して、雰囲気を出すために、デーライトフィルム、ノンストロボの条件下では人物が赤くなってしまいます。この条件下の人物撮影ではストロボ使用をお勧めします。
なお、三脚はお忘れなく。
写真/資料協力:札幌観光協会
[交通アクセス]
札幌駅から大通公園までは、地下鉄「大通駅」または地下鉄東西線「西11丁目駅」下車
[問合せ]
札幌観光協会 011-211-3341
12月も中旬を過ぎますと、全国各地でイルミネーションが輝くことでしょう。傑作を期待しています。
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