【全国一 100万本のハナショウブ】
山形県長井市のあやめまつり

6月中旬から7月中旬にかけては、北海道を除き全国的に梅雨期に入りますが、アジサイ、スイレン、ハナショウブ、レンゲツツジ、ラベンダーなどが咲きそろい、しかも群生しているケースが多々ありますので、花の撮り頃な時期でもあるのです。
ここ山形県長井市のあやめ公園では、3.3haの園内に500種、100万本のハナショウブが一斉に咲き誇り、あやめまつりが7月上旬にかけて盛大に催されています。
また、数の多いことに加えて、長井古種と呼ばれる、ここでしか見られない品種もあって、同じショウブでありながらも、花弁や色が違い、撮影していても多彩です。
ちなみに、古種の名称には、出羽娘、長井小町、小桜姫、龍のひげ、野川の鷺などがあって、雨に濡れてしっとりと落ち着いた雰囲気や、陽光にきらびやかに輝いたり、時間によって花の雰囲気も変わるなど、個性豊かなハナショウブに出会えます。

子供が楽しめるショーも

あやめまつりのオープニングは6月初旬に終えていますが、花の盛りは中旬以降になります。
6月16日 長井あやめまつりジュニアカラオケ大会
22日 野点茶会( 表千家清友会)
子供ファンタジーショー　森の仲間の音楽隊による、歌いましょう
津軽三味線ライブ（午後7時～）
23日 元気ライブ 2002
あやめまつりフジカラーモデル撮影会（午前10時～午後3時）
野点茶会( 表千家清友会)
29日 思い出づくり＜手作り体験教室＞キャンドルメーキング
野点茶会、津軽三味線ライブ
30日 長井カラオケ会歌謡ショー　 物産展
7月第1土・日曜日まで催されます。
梅雨期ですから、あまり晴天は期待できませんが、雨に咲くハナショウブもカメラに納めたいところでしょう。念のため、カメラが濡れない対策を・・・。

ところで、山形地方には樹齢数百年の木古が多くあります。ここ長井市にも、毎年、花の咲く時期になりますと列をなす、国指定天然記念物「伊佐沢の久保ザクラ」、「平子家のかすみサクラ」のほか、芦沢の千年マツ、上伊佐沢舘のホーキマツ、岩切不動尊の門スギなどが挙げられます。
また、記念に撮っておきたいのが「洞雲寺の大石」でしょう。地上に現れている部分が長さ5ｍ、幅3ｍ、高さ3ｍもの大石塊です(左下にいる青色の服の人が豆のようです)。
長井市は、山に囲まれた盆地にあって、最上川が流れる風光明媚な田園風景にも恵まれています。
写真提供：長井市役所商工観光課
［交通アクセス］
JR山形新幹線・赤湯駅→（フラワー長井線）41分→長井駅
［問合せ］
長井市商工観光課 0238-84-2111
長井市観光協会 0238-88-5279