写真何でも情報 EXPRESSコラム・ギャラリー
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2002.08.31
ちょっとした撮影のコツや本格的な撮影方法、最新の写真・カメラ用語解説など写真とカメラに関する最新の話題を毎週さまざまな角度から取り上げていく「写真何でも情報 EXPRESS」。これを読んでスキルアップ!
廿日市市は瀬戸内海に面し、対岸に安芸の宮島で有名な厳島があって、風光明媚な場所です。穏やかな海には、かき筏・かきひび、また、木材専用として開港した西日本有数の規模を誇る港もあります。
この廿日市市で、9月7~8日、農畜産物の商いをしていた商人が、台風時期の二百二十日を無事過ごした農家に感謝したことが起こりの祭、二百廿日豊年市民祭が催されます。江戸時代から行われている伝統行事で、そり歴史は400年にもなるとのことです。
現在は、商店街が日頃の感謝を込め、趣向を凝らした催しが行われ、大売出しも行われます。期間中、メイン商店街には約120もの露店が所狭し並びます。さらに、この地方では、古くから、二百廿日の夜を浴衣の着納めとする習わしがあって、祭には艶やかな浴衣姿の女性を多く見られるのも特徴的です。
9月7日
*天満宮下の豊受神社
17時~17時30分 豊年祈願祭
*メインストリート
10時~20時 屋台バザー
18時~20時 YOSAKOI パレード
*中央公民館広場
18時から 豊年踊り
20時~ 女性を交えた俵みこし
*すし駒前駐車場
19時からと20時の2回 女性和太鼓演奏
*家納喜広場
19時~21時 郷土神楽
祭の被写体としては、7日がメインになります。
8日は、前日に引き続き、バザールや展示会、木工体験などが行われます。
被写体ということでは、古刹が挙げられます。
地御前神社 平安期の社殿様式を今に伝える貴重な建築物。
洞雲寺 自然環境を残した鷺(さぎ)の森の麓に位置する古刹。
廿日市天満宮 標高29.2m篠尾山上にあって町全体を見下ろすように建つ。
速谷神社 1700年以上の歴史をもつ神社。
極楽寺 木造では日本で3番目の大きさの阿弥陀如来大仏があります。
この極楽寺は、731年に開山。標高693mの極楽寺山にあって、日本の名木100選にも選ばれた樹齢300年、高さ20mの巨大なアカガシがあるほか、蛇の池には約300本のスイレンが色とりどりに咲いています。さらに展望台からは瀬戸内の島々が一望できる景色(左の写真)も見逃せません。但し、行くには、車は別として、2~3時間の登山を覚悟しなければなりません。
海には一般ではあまり見られない、貯木場やかき筏・かきひびもありますので、被写体にはこと欠きません。
[交通アクセス]
JR広島駅から廿日市駅 約20分
[問合せ]
廿日市市観光協会 0829-31-5656
廿日市商工会議所 0829-32-2205
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