写真何でも情報 EXPRESSコラム・ギャラリー
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2003.03.08
ちょっとした撮影のコツや本格的な撮影方法、最新の写真・カメラ用語解説など写真とカメラに関する最新の話題を毎週さまざまな角度から取り上げていく「写真何でも情報 EXPRESS」。これを読んでスキルアップ!
寒暖を繰り返しながらも、春の息吹があちこちで感じられる今日この頃です。暑さ、寒さも彼岸までと言われる、3月21日、毎年、ここ大田市で、400年近い歴史を持つ伝統行事「彼岸市」が2日間にわたり盛大に催されます。
地元では「中日(ちゅうにち)つぁん」の名で親しまれている春の風物詩で、日本海側のどんよりとした冬空から開放される喜びが感じられる市です。春秋の2回、彼岸の中日に催されることから、「ちゅうにちつぁん」と、呼ばれています。
この市は、出雲大社や松江の武内神社の祭礼と同格に扱われるほどで、遠く北海道や九州から露天商が参加し、約350もの露店が立ち並びます。
露店が大田駅通り(駅前~本町)にずらりと並び、二日間で5万人前後の人出で賑わいます。春の市では、植物の種まき時期でもあることから、野菜や園芸の種ものが多く並べられます。開催時間は両日とも、午前9時~午後7時。
また、植木、盆栽市(24日まで)が大田市民会館広場で催されます。
この市の近辺では、撮影対象になる様々なイベントがあります。
21日
彼岸市将棋大会、日本鶏展示会、中央商店会ゲームコーナー
商工会議所青年部によるヤング広場、ふるまい石見銀山ジャンボ鍋
浜田上府神楽(13:00 ~15:00)、そば打ち体験道場(9:00~15:00)
鰹のたたき実演販売(高知県中土佐町)、よさこい踊り(大社町有志)など
また、両日にまたがり、おおだふるさと市(地元の特産品とフリーマーケットの各コーナー)、駅通り青空休憩所ではゲーム大会、高校生による美術作品展などなど、市をあげてこの彼岸市を満喫します。
ところで、自然な撮影場所として、三瓶山と清滝がお勧めです。 三瓶山は、海抜1126メートルありますが、リフトで簡単に登れ、男三瓶を主峰に女三瓶、子三瓶、孫三瓶など4つの連峰が環状に、旧火口を囲んだ雄大な景色が楽しめます。
一方、清滝の高さは20メートルほどですが、雪解け水を集めて断崖から落下する様は豪快です。また、清滝に通ずる道には、札打巡礼地蔵(円光寺を起点として清滝まで三十三体)が一丁(約110m)ごとに安置され、その番数を読み、幾重にも続く小滝や奇岩を見ながら、徒歩で行きたいところです。
また、大森の町並みは、武家や町家が建ち並び、往時の姿をそのままに残して、江戸時代の雰囲気が漂っています。ここも撮影してみたい場所です。
なお大田市役所観光課では「市や雄大な景色の傑作を撮り、石見銀山を見学して、湯量豊富な三瓶温泉へ、家族連れで是非、お越しください」とのことでした。
[交通アクセス]
JR山陰本線 松江駅→特急で約50分→大田市駅
清滝へは、JR久手駅より清滝駐車場まで徒歩40分、駐車場より30分
[問合せ]
大田市役所商工観光課 0854-82-1600
大田商工会議所 0854-82-0765
写真・資料提供:大田市役所商工観光課 大田商工会議所
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