写真何でも情報 EXPRESSコラム・ギャラリー
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2003.06.14
ちょっとした撮影のコツや本格的な撮影方法、最新の写真・カメラ用語解説など写真とカメラに関する最新の話題を毎週さまざまな角度から取り上げていく「写真何でも情報 EXPRESS」。これを読んでスキルアップ!
梅雨のない北海道の6月は、もっとも過ごしやすい時期で、7月にかけて様々イベントが展開されます。そうした中のひとつに八雲町で、6月20日~21日の夜間に八雲神社例大祭・山車行列が行われます。
八雲町は、渡島(おじま)半島の北部にあって、幹線道路として函館市と札幌を結ぶ国道5号線など2路線のほか、道道7路線があり、北海道交通の要衝です。また、町名の「八雲」は、古事記所載の「八雲立つ」から命名され、平野は肥沃な農耕地、丘陵地は牧場地帯として恵まれた環境にあります。
八雲祭りは、近隣の町も含め、初夏を彩る一大行事で、北海道三大あんどん祭りのひとつに数えられる山車行列や各種催し物で連日にぎわいます。歩行者天国となる商店街でも、各種イベントが行われます。
この祭りは、昭和57年に地元の青年団が「若い集い」の結成とともに、あんどん型の山車4台をリヤカーに乗せて、町内を練り歩いたのが始まりです。その後、農家から古い馬車を譲り受けるなどして、昭和62年頃から町民主体の祭りになり、おはやし、太鼓など、郷土芸能の参加もあって、今日では、道内でも有数の祭りになっています。
今年は、24基の山車が参加して、行列が町内のメインストリートを練り歩きます。山車の前後には、踊りの連、太鼓を打ち鳴らしたり、また、出初式のようにハシゴの上で芸を見せる人達がいたり、賑やかなこと、この上ありません。
〔20日〕
相生公園(19:00) →ホンダプリモ→八雲総合病院→セイコーマートよしむら店→ジャストショップサカモト→八雲駅前→八雲郵便局→役場
〔21日〕
役場(18:00) →八雲郵便局→八雲駅前→ホンダプリモ→山車保管庫
両日とも夜間になりますので、高感度フィルムが有利です。あんどんには、ワイドレンズでグーッと近づいて撮るのもおもしいでしょう。但し、活発な動きに、はじき飛ばされないようにご注意ください。
ところで、八雲町を代表する山に雄鉾岳(標高999m)があります。昼間、登頂して、太平洋と日本海とを眺望できる海見平、銀雄の滝などを楽しんではいかがでしょう。中級クラスが対象の山です。
登頂が無理な方は、北海道ならではの牧場を訪れてみるのもよいでしょう。八雲町乳牛育成牧場は、市街地より7km、海抜200mの高台にあって、駒ヶ岳、遊楽部岳、羊蹄山、内浦湾が一望できます。牛が草をはむ姿は、田園の風情と雄大な風景な景色を味わうことができます。
[交通アクセス]
JR函館駅→特急1時間→八雲駅
JR札幌駅→特急2時間30分→八雲駅
[問合せ]
八雲町役場 01376-2-2111
写真・資料提供:八雲町役場
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