【初市とともに神輿なども】
群馬県のだるま市

群馬の冬の風物詩のひとつとして、だるま市があります。高崎市には、だるま寺で名高い、その名も「少林山達磨寺」が起因となって、群馬各地に広がっていったとも言われています。七転八起の開運の縁起物「だるま」を求めて多くの方が訪れます。中には「だるま市に来ないと、正月になった気がしない」と、語る県人も多くいるそうです。そこで、行事が多く、撮影にも適している「前橋初市まつり」を中心に県下で行われるだるま市を紹介します。写真と記事は関連がありません。

＊前橋初市まつり

前橋市では、七夕まつり、前橋まつりと並ぶ、三大祭りのひとつ、江戸時代から続く伝統の「初市」が1月9日におこなわれます。
見どころは、10時に始まるお焚きあげの儀式、古い達磨を供養し焼却するこの火にあたると福の神が宿ると言われています。渡御の儀は、市神様の神輿(みこし)が八幡宮を出発。木遣り、人達磨、大獅子や太鼓などを連ね、御仮屋までの間、メイン通りを練歩きます。最も賑わう国道50号線の本町通りや立川町大通りなどを中心に、市内中心部あわせて約1,000店の露店が立ち並び、達磨をはじめとする縁起物や、植木、日用雑貨などを威勢の良いやりとりで売り、新年の買い物客を楽しませてくれます。
お焚きあげ時間：午前10時30分から
お焚きあげ場所：本町二丁目　八幡宮境内
［交通アクセス］
JR両毛線　前橋駅から徒歩5分
［問合せ］
前橋市商業観光課 027-890-6606

＊高崎市 少林山だるま市

1月6～7日 少林山達磨寺
6日の夜から7日未明にかけて最高潮に達します。
JR高崎駅からタクシー 20分
［問合せ］
高崎市商業観光課　　027-321-1111

＊桐生市 だるま市

1月11日 普門寺
境内に多くの露天が並ぶだるまを求め、たくさんの人々で賑わいます。
JR両毛線桐生駅からタクシー 10分
［問合せ］
桐生市観光課　 0277-46-1111

＊伊勢崎市 いせさき初市

1月11日 本町通り
だるま、植木などの露店が並び、新年の福を求める人で賑わいます。
JR両毛線伊勢崎駅から徒歩 5分
［問合せ］
伊勢崎市商業観光課　0270-24-5111

＊沼田市 沼田だるま市

1月16日 本町通り
だるまなど縁起物を商う露店が出店し、本町通りは歩行者天国に。
JR上越線沼田駅から徒歩10分
［問合せ］
沼田市観光協会　0278-23-1137

＊館林市 初市

1月18日 本町通り
100年余りの伝統を誇っています。ところ狭しと露店が並びます。
東武伊勢崎線館林駅から徒歩5分
［問合せ］
館林市観光課　0276-72-4111

＊渋川市 初市

1月12日 渋川市下郷地区
縁起物のだるまが並べられ、威勢のよいかけ声が響きます。
JR上越線渋川駅から徒歩10分
［問合せ］
渋川商工観光課 0279-22-2111