写真何でも情報 EXPRESSコラム・ギャラリー
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2004.01.03
ちょっとした撮影のコツや本格的な撮影方法、最新の写真・カメラ用語解説など写真とカメラに関する最新の話題を毎週さまざまな角度から取り上げていく「写真何でも情報 EXPRESS」。これを読んでスキルアップ!
冬の松本市は、寒さが厳しい所ですが、それを吹き飛ばす行事が1月10~11日の「あめ市」と17~18日の「松本城氷彫フェスティバル」です。いずれも被写体がっぱいのイベントです。
このあめ市は、約430年前、甲斐・信濃の武田と対峙していた今川・北条の両氏は、計って山国の武田領へ塩の商いを禁止したため、人民が難渋した時、越後の上杉謙信が「戦いは兵をもってするものだ」と、自領、他領を問わず、塩を送ることを命じました。この塩が松本に届いたのが11日だったのです。これを記念して「塩市」ができ、江戸時代の前半に、めでたいことでもあり、子供たちを喜ばせるために飴が売り出され、いつしか「あめ市」となったそうです。
10~11日:全国あめ博覧会 即売会(蔵シック会館)
11日:
10:30~11:30 自衛隊・消防署音楽隊パレード(歩行者天国)
11:00~14:00 あめ市時代行列(歩行者天国)
11:00~15:00 みこしのお練り(歩行者天国)
11:30~15:00 太鼓連などの競演(歩行者天国)
時代行列のコース予定
松本城公園→大名町→伊勢町→新伊勢町→神明町→伊勢町→本町→中町→千歳橋→大名町→松本城公園
このほか、各商店街であめ市にちなんだ、勝どき太鼓などイベントがあります。
[問合せ]
松本市役所商工課商業係 0263-34-3110
松本商工会議所 0263-32-5355
氷彫フェスティバルは17~18日、国宝松本城や雄大なアルプスを背景に、幻想的な氷の芸術を楽しむことができます。また、氷のすべり台や、お楽しみコーナー、氷の祭典コンサートなどご家族連れで楽しめます。
このフェスティバルの目玉となる「氷彫コンクール」の前夜、多くのメンバーが日本全国また海外から集い、真冬の野外で12時間ものあいだ夜を徹して、1 本の氷柱を一太刀ごと作品へと変えていきます。このメンバーは、世界各地から氷の彫刻家が集い腕を競います。
場所:松本城公園ほか
主な内容:
・全国氷彫コンクール 17日夜間に氷を彫り、18日午前中コンクール
制作している場所をライトアップしますので、撮影が可能です。但し、危険を伴いますので、近くでは撮影しないでください。
・氷の祭典コンサート 17日 18:30~21:00
・祭典シンボル巨大氷像 16日の夜間制作 17日夜間にライトアップ
・氷のすべり台 17~18日 開放されています。
このほか、松本駅、太鼓門、蔵シック会館などで、氷像が飾られます。
[問合せ]
松本市役所観光温泉課 0263-34-3000
ところで、松本市は風光明媚な場所ですが、特に冬の松本城は雪をかぶり、美しい姿を見せてくれます。撮影では雪がレフ板の役目を果たしてくれますので、ほかの季節では写せない被写体となります。
写真・資料協力:松本市経済部商工課
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