写真何でも情報 EXPRESSコラム・ギャラリー
※掲載されている情報(製品の価格/仕様、サービスの内容及びお問い合わせ先など)は、ページ公開日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
2004.02.21
ちょっとした撮影のコツや本格的な撮影方法、最新の写真・カメラ用語解説など写真とカメラに関する最新の話題を毎週さまざまな角度から取り上げていく「写真何でも情報 EXPRESS」。これを読んでスキルアップ!
ここ三重県三雲町は、県のほぼ中央部に位置し、旧伊勢街道に沿って古い町並みがあり、特産品には農産物と海産物の両方に恵まれ、種々の面で調和のとれた町といえます。また、県の三代偉人の一人、北海道の名付け親「松浦武四郎」生誕の町です(三代偉人のほかの二名は、松尾芭蕉、本居宣長)。その「松浦武四郎」の功績を讃える「武四郎まつり」が生没月にあたる毎年2月の最終日曜日(今年は29日)に催されます。開催場所は松浦武四郎記念館で、アイヌ民族と地元三雲町それぞれの伝統芸能の披露が行われます。また、北海道、三雲町の物産展や武四郎を通じたさまざまな文化の紹介などする多彩な催しです。
三雲町に生まれ、蝦夷地(現在の北海道)の探検家として、また「北海道の名付け親」として人々に知られている松浦武四郎は、蝦夷地の探検だけでなく日本全国をくまなく旅した大旅行家であり、その旅の記録など多くの著作を残した著述家です。 当時、蝦夷地がロシアをはじめとする外国の侵略の危機にさらされていることを知り、広範な調査を行っています。さらにアイヌの人々と寝食をともにし、江戸幕府、松前藩によって、アイヌの人々が差別的扱い受けいたのを、人権復帰の運動もしています。この功績や精神を讃えるのと同時に地域振興を目指して開催するもの。
・屋外イベント
10:00 ~10:50 オープニング 三雲中学校ブラスバンド部の演奏
10:40 ~14:30 雪のイベントコーナー(人口降雪機で三雲町に雪が降る)
11:00 ~15:00 北海道アイヌコタンによる国重要無形文化財「アイヌ古式舞踊」(2回に分けて行われます)
12:10 ~14:10 「三雲音頭2003鳴子バージョン」「しょんがい踊り」地元伝統芸能などのほか、バトン演技など
・屋内イベント
10:40 ~12:00 お茶会
11:30 ~12:10 松浦武四郎研究発表(地元小野江小学校による研究発表)
12:50 ~13:50 松浦武四郎講演会(北海道 松浦武四郎研究会会長 秋葉 實氏)
このほか、各コーナーで北海道及び町物産展
・武四郎まつり写真コンテスト
作品テーマ 第9回武四郎まつり当日のイベントスナップ
応募締切日 平成16年3月12日(金)必着
一方、三雲町のフォトスポットも多々あります。
・水鳥ウォッチング
雲出川河口の五主海岸は遠浅の干潟が広がり、一年を通して近くの河川や池には渡り鳥が飛来、数多くの水鳥たちを見ることができます。
・格子戸の町並み
初瀬街道と合流した市場庄の町は、参宮道中の旅人向けに草履、雨具、薬、食料などを売っていた町で、連子格子の家や土蔵が並び、被写体に適した、いい雰囲気を醸し出しています。家の軒先に、「ぞうりや」「合羽屋」「くすりや」など昔の屋号の表札も見逃せない。
・舟木家長屋門
舟木家の格式を示すこの長屋門は、屋敷の南側に位置し、間取は、中央に出入り口を取り、向かって左側が侍部屋、右側が中間部屋として使われていたといわれています。この長屋門の特徴としては、海鼠(なまこ)壁をあげることができます。
[交通アクセス]
JRと近鉄線 津駅or松阪駅から三重交通バス天白停留所下車
[問合せ]
武四郎まつり実行委員会(三雲町役場企画振興課内) 0598-56-7916
あなたの大切なお写真の現像・保存・プリントは写真専門店カメラのキタムラにおまかせください。