写真何でも情報 EXPRESSコラム・ギャラリー
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2004.04.17
ちょっとした撮影のコツや本格的な撮影方法、最新の写真・カメラ用語解説など写真とカメラに関する最新の話題を毎週さまざまな角度から取り上げていく「写真何でも情報 EXPRESS」。これを読んでスキルアップ!
古くから鑑賞用植物とされ、万葉集にも詠まれている藤の花。この藤を市の花に指定している、江南市で、毎年4月下旬から5月上旬にかけて「藤まつり」が実施されます。国の指定重要文化財になっている曼陀羅寺正堂を有する曼陀羅寺公園で開催されます。
公園内では、12種類120本の藤に加え、全国各地にある天然記念物の藤も植えられており、祭りの期間中は甘いかおりに包まれます。また300 株のボタンも同時に観光客を楽しませてくれます。
この曼陀羅寺の正式名称は、日輪山曼陀羅寺です。通称、地名から「飛保の曼陀羅寺」と呼ばれています。地元では、古刹として格式の高いお寺です。正堂を中心に庫裏、大書院、小書院、曼陀羅堂、地蔵堂、鐘楼、宝蔵などがいらかを連ねています。後醍醐天皇が帰依したとも伝えられています。公園として市が管理しています。
公園は境内約10,000平方メートルですが、この内を2,100平方メートルに藤棚が設けられています。
*場所=曼陀羅寺公園(江南市)
*期間=平成16年5月5日まで
*交通=名鉄犬山線江南駅下車 バスで約15分(藤まつり期間中は臨時バスが運行)
ところで、江南市は濃尾平野の北部、清流木曽川の南岸に位置し、地形は木曽川左岸扇状地で全般に平坦です。木曽川の恵みを受けた肥沃な扇状地です。温暖な気候・風土に恵まれ、名古屋市から20km圏に位置しています。木曽川を中国長江(揚子江)に見立てて、その南側に位置することから「江南」と名付けられています。戦国時代には、信長や秀吉などの戦国武将が青春時代を過ごした歴史とロマンある地です。
[問合せ]
江南市観光協会 (0587)54-1111
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