写真何でも情報 EXPRESSコラム・ギャラリー
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2004.05.22
ちょっとした撮影のコツや本格的な撮影方法、最新の写真・カメラ用語解説など写真とカメラに関する最新の話題を毎週さまざまな角度から取り上げていく「写真何でも情報 EXPRESS」。これを読んでスキルアップ!
白根市は新潟県のほぼ中央に位置し「美しい自然、澄んだ空気、新鮮で豊富な農産物」が市からのメッセージです。このイメージは静かな田園風景を思い浮かべるところですが、この白根市では毎年、梅雨を前にした6月上旬の5日間は、大凧が空中合戦を繰り広げ、大いに賑わいます。
今年は6月3~7日に開催されます。白根市と味方村の間を流れる川幅80メートルの中之口川の凧見橋と白根橋の間の両岸から畳24枚大の大凧を掲げ、空中でからませ川に落とし、相手の凧綱が切れるまで観衆も加わって引き合う豪快なスケールの大凧合戦です。
この白根大凧合戦が始まったきっかけは、江戸時代の中ごろ、白根町の人間が、中之口川の改修工事の完成祝いにもらった凧を堤防で揚げていたところ、その凧が味方村へ落ち、屋根や農作物などを荒らしてしまい、それに怒った、味方村の人間が対抗して凧を揚げ、白根町側に突き落とした事から、凧合戦が始ったといわれています。
凧の種類は、2種類あって、1つは大凧と呼ばれる24畳サイズのもの、そして、もう1つは巻凧と呼ばれる、六角形の形をした、5畳分位のサイズの凧です。
風が悪くて、大凧の合戦がない時などは、たくさんの巻凧が揚がって空を飾ります。大凧の組数は、13組。巻凧の組数は、50組くらいあります。
白根大凧合戦のルールは、空中で凧を絡め、川へ落とし、綱引きの要領で互いの綱を引っ張りあい、どちらかの綱が切れた時点で勝敗がつきます。 もっとも、川へ落ちずに、観衆の方に落下することもしばしばありますので、撮影には十分注意してください。また、風ですべてが決定しますので、風の方向で合戦ができない場合もあります。
3~6日 13:00~18:00 大凧合戦(最終日終了 17:30)
3日 12:30~ 市中パレード
6日 10:30~ お祭り広場でさまざまなイベント
なお、「大凧合戦写真コンテスト2004」が6月30日の締切りで実施されますので、応募されてはいかがでしょう。
[交通アクセス]
上越新幹線 燕三条駅から車で25分
新潟駅バスで40分
JR新津駅からバスで40分
[問合せ]
白根市役所商工観光課 025-37-2111(代)
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