写真何でも情報 EXPRESSコラム・ギャラリー
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2004.08.07
ちょっとした撮影のコツや本格的な撮影方法、最新の写真・カメラ用語解説など写真とカメラに関する最新の話題を毎週さまざまな角度から取り上げていく「写真何でも情報 EXPRESS」。これを読んでスキルアップ!
森吉町は秋田県の内陸部にあって、キャッチフレーズは「森と湖とメロディーのまち」、森吉山東麓の泥流大地にできた巨木の森、太平湖では春夏秋冬の景色に堪能ができ、そして、浜辺の音楽館(「浜辺の歌」の作曲者、成田為三の記念館)などがあります。また、渓谷美も見事です。このような街ですから、撮りたい景色が豊富にあります。
この静かな街で、8月13日、阿仁前田獅子踊りが、阿仁前田地区で催されます。阿仁前田獅子踊りは、慶長7年(江戸時代に入ったばかりの1602年)、佐竹義宣(よしのぶ)が水戸から秋田に国替えを命ぜられたおり、主君を慰めると同時に、家臣の志気を鼓舞するために演じられた道中芸が始まりと言われています。
大名行列から獅子舞、奴踊り、駒踊り、棒術などが演じられます。行列は、参勤交代行列をまねたもので格式があります。阿仁前田獅子踊りでは、雄獅子、中獅子、雌獅子らが、五穀豊穣と獅子たちの恋の葛藤を表現しています。エネルギッシュな駒踊り、太鼓に合せて神楽も演じられます。県無形文化財に指定されています。 毎年8月13日、午後7時より、森吉町阿仁前田字八幡森の庄司家前、国道105号線沿いの「 四季美館」 前、前田小学校前で演じられます。順番にこの3カ所巡りますので、終了は午後9時過ぎになります。
一方、盆休みに合わせ、森吉山の夏山観賞が8月15日まで開催されています。
お盆期間中、休みがとれる方は森吉山へ訪れてはいかがでしょう。8月15日までの期間中、阿仁スキー場のゴンドラは毎日運行し、夏山の景色を満喫できます。
会場:森吉山阿仁スキー場
ゴンドラ営業時間/9:00~16:00 (上り最終乗車15:00 下り最終乗車15:30)
主催は、森吉町と隣町の阿仁町との共催になります。
ところで撮影したい場所は、数多くありますが、何カ所かを紹介してみましょう。
桃洞(とうどう)、赤水渓谷は、太平湖・小又峡上流部のノロ川源流部にあり、なだらかなU字渓谷に大小のおう穴と滝が点在し、清流のきらめきと稜線の鮮やかな彩りの中を散策するコースは天国の散歩道と呼ばれています。
桃洞渓谷は桃洞滝まで3.4kmの遊歩道が整備され、途中、ブナの森ではクマゲラのドラミングを聞きながら森林浴や自然観察などが楽しめ、渓谷では桃洞滝を始めとする滝めぐりができます。
赤水渓谷は、兎(うさぎ)滝まで4kmのなだらかなU字渓谷が続き、緩やかな流れの中をイワナと戯れながら裸足で歩くことができます。優しい渓谷の風景は桃源郷を思わせます。
ノロ川ブナ原生林は、森吉山東麓の泥流大地にできた巨木の森で、中心部を流れるノロ川は小又峡を下り、太平湖に注いでいます。全域が国設鳥獣保護区(6000ヘクタール)に指定され、森吉山麓高原に広がるブナ原生林では、大自然のフィールドの中で思いっきり森林浴や自然観察、撮影などが満喫できます。
森吉町では「秋田県の中央に位置する森吉山は阿仁町と森吉町にまたがる、標高1,454mの向岳を主峰とし、1,200m以上の外輪山に囲まれた独立峰です。
山頂に立てば鳥海山や日本海などの大パノラマ望むことができます。また、春には標高1,100m付近から山頂にかけて高山植物が楽しめます。秋には山頂から眺める紅葉の木々、冬には、アオモリトドマツを包む樹氷群など一年中を通じて楽しむことが出ます。また、県立自然公園森吉山周辺には手付かずの自然が豊富にあり、滝・ブナ・渓谷など、四季を通じて自然に親しむ事ができます。この森吉山周辺の四季折々の自然を貴方の感性で写してみませんか」と、参加を募っています。
募集期間 平成17年3 月7 日(月)まで
http://www.kumagera.ne.jp/ani/photokon/photokon.htm
[交通アクセス]
秋田駅(奥羽本線利用)1時間40分JR鷹巣駅(乗り換え)-秋田内陸線鷹巣駅(秋田 内陸線急行利用)40分阿仁前田駅
角館駅(秋田内陸線利用)1時間20分阿仁前田駅
[問合せ]
森吉町企画観光課 0186-72-3112
写真・資料提供:森吉町役
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