写真何でも情報 EXPRESSコラム・ギャラリー
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2004.09.18
ちょっとした撮影のコツや本格的な撮影方法、最新の写真・カメラ用語解説など写真とカメラに関する最新の話題を毎週さまざまな角度から取り上げていく「写真何でも情報 EXPRESS」。これを読んでスキルアップ!
那須町は、東京から約180km 、栃木県の北部に位置し、雄大な那須連山の山麓に広がる高原の温泉郷と別荘地、八溝の山並みにいだかれた歴史への郷愁と農村の原風景が残る観光と農林業の町です。御用邸の町としても広く知られ、白煙あげる茶臼岳を主峰に那須連山の自然あふれる景観、緑深い八溝の山々が織りなす四季折々の表情は、訪れる人々に満足を与えることでしょう。
この那須町には、「九尾の狐」という伝説が残っています。平安の昔、帝の愛する妃に「玉藻の前」という美人がいましたが、これは天竺(インド)、唐(中国)から飛来してきた九尾の狐の化身であるというのです。帝は日に日に衰弱し床に伏せるようになり、やがて、陰陽師の阿部泰成がこれを見破り、上総介広常と三浦介義純が狐を追いつめ退治したところ、狐は巨大な石に化身し毒気をふりまき、ここを通る人や家畜、鳥や獣に被害を及ぼしました。やがて、源翁和尚が一喝すると石は破壊し、3ヶ所に飛んでいったといわれています。そのうちの1つが今に残る「殺生石(せっしょうせき)」であると伝えられています。
その「殺生石」は県指定文化財で、那須岳の丘陵が湯本温泉街にせまる斜面の湯川にそったところにあります。昔から「九尾の狐」にまつわる伝説上の名所旧跡です。俳人松尾芭蕉もこの地を訪れ、「石の香や 夏草赤く 露あつし殺生石」と詠んでいます。
これらの伝説を那須によみがえらせ、将来に伝えようと始められたのが「那須九尾まつり」です。まだ、今年で2回目の祭で、9月25~26日に催されます。
19:00 オープニング
19:10 白面金毛九尾の狐太鼓演奏
19:40 火と光の演出(観光商工課によりますと「これは撮影を見逃せない」そうです)
20:00 伝説劇「新釈出九尾の狐 那須によみがえるファム・ファタル」
舞台のみどころ
前夜祭においては、薪火と絶妙にライトアップされた舞台の上で、語り部が九尾のきつね伝説を物語ってくれます。 九尾のきつね伝説をよく知らない子供にとってはこの那須町に古くから伝わる伝説の魅力に、昨年はすっかり満足のようでした。
10:00 オープニング
10:00 狐火リレーと点火式
10:05 子狐太鼓演奏
10:25 那須音頭踊り
10:30 九尾みこし・子供みこし
11:00 いやしの音空間
11:00 上棟式
11:30 白面金毛九尾の狐太鼓演奏
12:10 109mの日本一長い稲荷巻きに挑戦
12:40 九尾みこし・子供みこし
13:30 九尾よさこい
また、那須町は温泉の町でもあり、鹿の湯の源泉発見後、次々と温泉が発見され、現在7種類の温泉が楽しめます。それぞれ効能・泉質が異なるため、湯めぐりが楽しめます。
[交通アクセス]
JR黒田原駅からバス10分、バス停:ふれあい公園→徒歩1 分
[問合せ]
那須町観光商工課 0287-72-6918
那須町商工会 0287-72-0231
写真・資料提供:那須町観光商工課
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