写真何でも情報 EXPRESSコラム・ギャラリー
※掲載されている情報(製品の価格/仕様、サービスの内容及びお問い合わせ先など)は、ページ公開日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
2004.10.23
ちょっとした撮影のコツや本格的な撮影方法、最新の写真・カメラ用語解説など写真とカメラに関する最新の話題を毎週さまざまな角度から取り上げていく「写真何でも情報 EXPRESS」。これを読んでスキルアップ!
金沢といえば、1583年(天正11年)に前田利家が金沢城に入城以来、美術工芸を始めとして、文化的な面が急速に発展しています。また、出格子が美しいお茶屋建の家々が軒を連ねる茶屋街、日本三庭園のひとつ兼六園、武家屋敷の家並みなど現在も城下町の面影を強く残して、情緒ある佇まいを味わうことができる地域です。このような場所ですから、被写体にこと欠きません。そぞろ歩きしながら、パチリ、パチリとしたいところです。さらに、平成11年10月に全国で初めて、旧町名を復活させ、情緒が一段とアップしています。
この金沢の町が、10月29~30日(17時30分~20時30分)にライトアップされます。いつもと違う空間が見えてくる夜のライトアップされた町を散策しながらの被写体は、撮影を楽しくしてくれることでしょう。また、金沢商工会では、参加者へのサービスとして、観光ボラントィアガイド「まいどさん」の皆さんがとっておきの話を聞かせてくれます。ファミリー、カップル、もちろん一人でも十分に楽しめます。
・集合場所 東山河岸緑地 浅野川大橋から上流に向かい左岸
・受付時間 17時30分~18時
・参加資格 誰でもOK(但し、小学生以下は保護者同伴)
東山・ひがし茶屋町→主計町茶町→尾張町界隈→老舗交流館(無料で抹茶席を用意)→大手門→金沢城公園→兼六園→県庁石引分室→県立博物館(解散 使用時間約2時間)
撮影ポイントとしては、主計町茶屋街(格子戸の続くまちなみで、浅野川の流れとともに金沢らしい情緒が漂い、粋な空間を残しています)、金沢城公園、兼六園のほか、優美な湾曲形をした木造橋の梅ノ橋、擬宝珠のついた木製の素朴な橋の極楽橋(夕日も撮影チャンス)、別名「一文橋」とも言われる中の橋などが挙げられます。
金沢城公園では、悠久の時を超えて蘇った金沢城菱櫓、五十間長屋、橋爪門続櫓など、華麗にライトアップされ、金沢城の威風堂々とした姿は迫力満点です。また、金沢の中心地、香林坊・片町では、おしゃれなファッションビルや店が軒を並べています。夜になれば明るいイルミネーションに彩られる北陸最大の繁華街です。
一方、昼間は、450年に渡り、一般公開されていなかった都心に広がる緑のオアシス金沢城公園、土塀の続く町並みの武家屋敷が連なり、石畳の小路、長町界隈も見逃せません。加えて最近、開館した造形が美しい金沢21世紀美術館も撮りたい場所です。
[交通アクセス]
JR北陸本線金沢駅下車
[問合せ]
金沢市観光課 076-220-2194
石川県観光推進総室 076-225-1539
資料・写真協力:金沢市観光課
あなたの大切なお写真の現像・保存・プリントは写真専門店カメラのキタムラにおまかせください。