写真何でも情報 EXPRESSコラム・ギャラリー
※掲載されている情報(製品の価格/仕様、サービスの内容及びお問い合わせ先など)は、ページ公開日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
2004.11.13
ちょっとした撮影のコツや本格的な撮影方法、最新の写真・カメラ用語解説など写真とカメラに関する最新の話題を毎週さまざまな角度から取り上げていく「写真何でも情報 EXPRESS」。これを読んでスキルアップ!
天満宮といえば、学問の神様・菅原道真を祀るお宮さんです。全国各地に点在し、多くの方から信仰を集めています。ここ芳賀(はが)町にある天満宮では、11月23日に「おかめやひょっとこの面」をつけた御神馬の奉納「天満宮秋季大祭」が催され す。
この芳賀町は、栃木県り東部にあって、地形的には、南北にとおる喜連川丘陵、大川を挟んで喜連川丘陵の西側を南北にはしる稲毛田台地、五行川左岸を南北にはしる祖母井台地、五行川と野元川をが形成した低地、野元川右岸を南北にのびる宝積寺台地からなっています。
秋季大祭(天満宮・安住神社・星宮神社)は、江戸時代末期から続く伝統行事で、毎年、西水沼の7地区が順番に当番を務め、その地区内から御神馬や神輿を出発させます。
当日は、おかめやひょっとこの面をつけた氏子と稚児たち約 150人が、祝いもちをまきながら、御神馬とともに天満宮へと向かいます。それから、御神馬を奉納する神事「御神馬奉納神事」が行われます。
神楽殿では、芳賀町無形文化財に指定されている太々神楽が披露(福撒き有り)されるほか、子供相撲などが行われ、多くの人で賑わいます。御神馬奉納神事、子供相撲大会、農産物直売会などがあって被写体も豊富です。
この天満宮は、社伝によりますと、鎌倉時代の貞永2年(1233年)に創立されたと伝えられ、山城国(京都)の北野天満宮の形をとって、北野原と号し北原天神と称したといわれています。
由来書には、宇都宮頼綱の四男で多功城を築く宇都宮石見守宗朝の11代子孫、秀朝が永禄元年(1558年)に修覆を加えると記してあります。明治維新より神社名を天満宮と改称し明治5 年5 月に、西水沼村、北長島村、東水沼村、氷室村、鐺山村、上籠谷村、下籠谷村、竹下村、打越新田村、西高橋村以上10ケ村の郷社となっています。
また、天満宮には、平安時代に活躍した歌人6 名を描いた大絵馬六歌仙図(在原業平、小野小町、喜撰法師など)があるほか、宝物(町指定文化財)として寺子屋風景図、町指定天然記念物に樹齢370 年の杉、275 年の春楡(ハルニレ)、180年の榊などもあって、被写体には、こと欠きません。
[交通アクセス]
JR宇都宮駅よりJRバス祖母井・茂木行きで30分「舟戸東」下車
[問合わせ]
天満宮 028-678-1138
とちぎ観光センター 03-5201-3891
あなたの大切なお写真の現像・保存・プリントは写真専門店カメラのキタムラにおまかせください。