写真何でも情報 EXPRESSコラム・ギャラリー
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2004.12.04
ちょっとした撮影のコツや本格的な撮影方法、最新の写真・カメラ用語解説など写真とカメラに関する最新の話題を毎週さまざまな角度から取り上げていく「写真何でも情報 EXPRESS」。これを読んでスキルアップ!
御津町(ミトチョウ)は愛知県の東南部に位置し、三河湾の最奥部に面しています。気候温暖で風光明媚な町です。海に始まり、 海によって開けた御津町は、第八代孝元天皇が当国を行幸の時、船をこの地に寄せられたところから、当地を御津湊とされたことが総国風土記に記され、「津」とは港を意味し、それに「御」の尊称がついたとされています。
「長松寺(ちょうしょうじ)どんき」は、毎年12月17日、長松寺の秋葉三尺大権現の火防(ひぶせ)大祭の中で行われるユーモラスな奇祭です。
火防の祈祷後、僧と狐面、天狗面などをつけた人が行列を作ります。白狐は撞木、赤天狗は八つ手の団扇、青天狗は槍を持ち子供たちを追い回し、捕まえては、無病息災が得られるといい伝えられている紅ガラを身体に塗り付けます。寺の周辺を通り行く子供や女性に塗りつけようと日が暮れるまで追いかけっこが続きます。
また、天狗は八手の団扇で打ちたたこうとして追いかけ、からかいの声や悲鳴、見物人の笑い声など興奮が辺りに高まり楽しい祭りとなります。
なお、寺の周囲は集落になっており、道が狭い中での追いかけごっこになったり、広い田畑へも行きますので、撮影は広い場所を選んだ方が撮りやすいとのことです。
なお、火防御祈祷は 14:00から始まりますが、神事ですので邪魔にならないように撮影してください。行列は 14:30頃から始まり、日暮れになりますと、終了しますので、明るい時間帯での撮影がお勧めです。
このほかの撮影地としては、町民の散策地である三河臨海緑地公園、ヨットハーバーなどのほか、山門が県指定文化財となっている大恩寺、山頂には展望台があって三河湾をはじめとしてあたりの景観を一望できる御津山などが挙げられます。
[交通アクセス]
JR東海道本線愛知御津(アイチミト)駅から徒歩20分
駐車場はありませんので、車でのご来場はご遠慮くださいとのこと。
[問合せ]
御津町役場 0533-76-4707
資料・写真協力:御津町役場
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