写真何でも情報 EXPRESSコラム・ギャラリー
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2005.08.27
ちょっとした撮影のコツや本格的な撮影方法、最新の写真・カメラ用語解説など写真とカメラに関する最新の話題を毎週さまざまな角度から取り上げていく「写真何でも情報 EXPRESS」。これを読んでスキルアップ!
音楽やスポーツの世界では、小さな子どもの頃から活動を始めて、早くから感覚と技術を磨くことで、トッププレーヤーとなっている人がたくさんいます。これは、写真も同じこと。子どものころからカメラに親しんでいれば、大人になるまでの間に、無理な勉強や訓練をすることなく、楽しみながら写真の技術を上達できるでしょう。たとえ将来、プロカメラマンにならずとも、デジタルカメラとパソコンの連携で、今日のように写真がコミュニケーションの道具として、一般の人の間で、ビジネスにもプライベートにも日常的に活用されているわけですから、写真を撮る技術は、覚えておけば決して損はありません。
そこで今回は、子どもの「写真英才教育」におすすめのカメラを、写真に初めて触れる“入門時”の年齢別にご紹介したいと思います。それぞれのカメラは、操作の難易度と、利用にかかるコスト、そして各段階で覚えておくべきスキルを考慮して選んでみました。
この夏休み、家庭用に新しいカメラを購入して、旅行などで家族の思い出の写真をたくさん撮られた方が多いかと思います。この家庭用のカメラを、普段の親御さんが使わないときには、ぜひ、お子さまにも貸してあげてください。子どもだって撮られるだけが専門ではなくて、自分が「カメラマン」になって写真を撮ることは十分にできます。しかも、ハイテク機器への習熟は、むしろ大人より早いので、かなり上手に撮影できてビックリさせられることもあるでしょう。最近のカメラは、投げたりしない限り、そう簡単には壊れませんから、ぜひ、お子さまのカメラマンデビューを温かく見守ってあげてください。
とかく、「難しいもの」と思われがちな、写真の世界。小さなころからチャレンジすれば、そのハードルも案外、簡単にクリアできるかもしれません。
カメラをお求めの際は、キタムラ各店の店頭、またはオンラインショップにてお気軽にご相談ください。
押すだけで写るレンズ付きフィルム(使い捨てカメラ)。「生まれて初めての写真を、とりあえず撮ってみよう!」という、理屈抜きの撮影体験が目的です。これならメインスイッチや露出調整などの難しい操作がなく、カメラを構えてシャッターを押すという基本操作を、確実に体で覚えることができます。撮影の反復練習で、上手下手に関係なく、まずはシャッターチャンスの感覚を覚えましょう。本体の値段が安いので、写真を撮ることに飽きてしまったり、乱雑に扱って破損してしまった場合でも、カメラ代がムダになりません。旅行などの機会に、「ついでに」お子さまにもカメラを預けて、カメラに触れるきっかけを作りましょう。カメラが軽くて持ちやすく、フィルムが感光する心配がないという点も選択の条件。初めて撮った写真はプリントにして、記念に保存しておきましょう。
「カメラが何のための機械か」ということが理解できる年齢なら、デジタルカメラから写真ライフをスタートするのも良いでしょう。カメラそのものの操作に一通り慣れたら、今度は、撮りたいものを、上手く画面に収める練習に進みます。小型軽量で、価格が安く、操作が簡単なデジタルカメラがあれば、撮影した画像をすぐに確認できるので、フレーミングの練習に最適です。小さな子どもの場合、カメラを向けたい被写体は、おそらく家族やペット、友達などが多いと思いますから、重い望遠ズームレンズなどは、まだなくても大丈夫です。家庭用にデジタルカメラを買うとき、子どもでも使えるような、操作が簡単な機種を選んでおけば、親子一緒にカメラに親しむ機会を増やすことができます。コンパクトデジタルカメラなら、一家に一台は持っていれば出番は必ずあるので、親御さん自身が、それほど写真に深い興味があるわけではなくても、購入が大きな負担にはなりません。
ズで定評の生活防水機能も搭載しています。小さなお子さまが写真を撮影する場合は、保護者の監督のもとに行ってください。撮影中はカメラの操作に集中して、周囲への注意が行き届かないことがありますので、転倒などの思わぬ事故がないように、そばにいる大人の方がご配慮ください。
次回に続く
あなたの大切なお写真の現像・保存・プリントは写真専門店カメラのキタムラにおまかせください。