デジカメプリント・フォトブック・カメラのことはおまかせ!
デジカメプリント・フォトブック・カメラのことはおまかせ!
写真何でも情報 EXPRESSコラム・ギャラリー
※掲載されている情報（製品の価格／仕様、サービスの内容及びお問い合わせ先など）は、ページ公開日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
2007.03.24
ちょっとした撮影のコツや本格的な撮影方法、最新の写真・カメラ用語解説など写真とカメラに関する最新の話題を毎週さまざまな角度から取り上げていく「写真何でも情報 EXPRESS」。これを読んでスキルアップ！
デジタルカメラが普及し始めてから、およそ10年ほどの年月が経過しようとしています。デジタル化が進むにつれてカメラの搭載機能は大きく変化し、いろいろな設定・切替項目も急増。その結果として、デジタルカメラのみに固有される機能のほうが、フィルム時代から続く、カメラ本来の撮影用スペック以上に多くなるという、いわば“逆転現象”のような状況も生じています。
こうなると、写真を撮るためのツールであるカメラとしては、標準搭載された機能の中でも、どれが基本項目で、どれが応用項目なのかという区別すら、だんだんわかりにくくなってきました。
そこで、この機会に一度、デジタルカメラを「カメラ」として使いこなす上で不可欠な知識に関して、その基礎と呼ぶべき範囲を明らかにしておきたいと思います。
今回は、「初心者卒業試験」と題して、著しく専門的というわけではなくとも、知っておいて損はないレベルで、カメラ用語や撮影ノウハウの習得度がわかるように、完全オリジナル版で、穴埋めクイズ形式の問題を用意してみました。
それぞれの問題を解きながら、デジカメの基礎知識をざっとおさらいして、それを実際のカメラ選びや撮影にもご活用ください。
●設問●以下の問題文について、空欄部分に適すると思われる用語、または語句を回答してください。資料は持込不可（一度は参考資料なしで問題に挑戦して記憶力を試してみてください）。採点は、自己採点方式。このページをプリントアウトして、手書きで回答を書き込むこともできます。正解は、来週公開します。
デジタルカメラのピント合わせは、原則としてオートフォーカス（ＡＦ）となっているが、その主要な操作は、＿＿＿＿＿＿＿を押すことで行う。
デジタル一眼レフカメラの内蔵フラッシュは、携行時には外側から見えないが、＿＿＿＿＿＿＿の部分に付いていることが多い。
デジタルカメラの電源が充電式電池の場合、購入後はじめて使う前に、専用の充電器を使って、家庭用のコンセントで充電する必要は＿＿＿＿＿。
現在のビデオカメラでは、デジカメ同様に、静止画モードを使ってプリント用の写真を撮影することが可能で、これは動画像の＿＿＿＿＿＿＿とは異なるものである。
一般的にカメラは精密機械なので、原則として、水やホコリには＿＿＿＿＿。
操作レバーまたはリングを動かすことで、焦点距離を無段階で変えることができるレンズをズームレンズといい、望遠側は、単位ミリの数字が＿＿＿＿＿ほうである。電動式の場合、ズーム操作部に「Ｗ」と表記されているほうが＿＿＿＿＿、「Ｔ」と表記されているほうが＿＿＿＿＿となる。
カメラに搭載されている、最も基本的な露出モードの名称は、＿＿＿＿＿＿＿・＿＿＿＿＿＿＿・＿＿＿＿＿＿＿・＿＿＿＿＿＿＿の合計4つである（回答は順不同でも可）。ただし、コンパクトデジタルカメラでは、このうち全自動撮影用に使われる1モードのみを搭載した例も多い。
露出の数値設定によらず、被写体の種類や撮影目的別に絵文字などを選ぶことで、より表現効果の高い写真が撮れる機能をシーンモード、シーンセレクト機能などと呼ぶが、この機能は＿＿＿＿＿＿＿という露出モードに属するオプション機能である。
露出補正機能は、カメラの露出モードが＿＿＿＿＿＿＿以外の設定であるときに、必要に応じて使用する。これは、カメラの内蔵露出計が自動設定する数値に対して、撮影者の意思で、露光量（写真の明るさ）の増減を微調整できる働きを持っている。なお、この機能の設定操作は、必ずシャッターを切るよりも＿＿＿＿＿に行い、露出補正の必要がないときは、忘れずに解除しなくてはならない。
デジタルカメラで写真を撮影する場合は、従来のフィルムに代わるものとして、＿＿＿＿＿＿＿を使用する。ただし、これは使う機種のメーカーによって、それぞれ適合するタイプが異なる。
デジタルカメラでは、撮影感度を任意に設定できるが、暗い場所でも手ブレなく撮影できる可能性が高いのは、ＩＳＯで表される数字が＿＿＿＿＿ほうである。
デジタルカメラでは、画像の1辺を構成する「光の点（ピクセル）」の数を変えることで画質の細かさを調整できるが、この画質設定を＿＿＿＿＿＿＿モードにすると、それぞれのカメラの持つ有効画素数をフルに活用できる。
デジタルカメラは、撮影時の画質設定が、有効画素数をフルに使う場合より＿＿＿＿＿ほうが、記録するデータ量の節約になり、連続してたくさんの写真が撮影可能となる。
デジタル一眼レフカメラと、コンパクトデジタルカメラでは、原則として、撮影した写真の縦と横の長さの比率が異なるが、従来のフィルムと同じ画面比率を採用しているタイプのカメラは、＿＿＿＿＿＿＿である。
デジタルカメラで撮影した画像データは、カメラの中に貯めておくだけでなく、パソコンや写真店のサービスを利用すれば、＿＿＿＿＿などに転送して、データをカメラから取り出して保存しておくことができる。
集合写真などを撮る場合に使うセルフタイマー機能は、デジタルカメラでは、＿＿＿＿＿モード設定の中の1項目として割り当てられていることが多い。
「PictBridge」とは、デジタルカメラを＿＿＿＿＿＿＿にダイレクト接続するための規格である。なお、このときパソコンを使う必要はない。
デジタル一眼レフカメラとコンパクトデジタルカメラのうち、主電源を切っているときでも、撮影用レンズを通して被写体像を見ることができるのは、＿＿＿＿＿＿＿である。
一眼レフカメラでは、レンズを交換することができるが、使えるレンズは＿＿＿＿＿＿＿が共通の製品のみである。
レンズに「○○ｍｍ／Ｆ2．8」と書いてある場合は、このレンズの絞りを＿＿＿＿＿に設定して使った場合の光学的な性能を表している。
絞りとシャッター速度が数値で設定できるカメラの場合、1ステップのボタン操作（または電子ダイヤル1クリックの操作）で変化する数値の幅は、通例、露出1段分の＿＿＿＿＿のみに相当する。
一眼レフでは、ズームレンズではないレンズも使用できるが、こうしたレンズは総称して＿＿＿＿＿＿＿という。
ＡＦカメラで、被写体にピントだけ合わせて、シャッターをいつでも切れる状態のまま待機するには、＿＿＿＿＿＿＿の「半押し」を続ける。
マニュアルフォーカスに切り替えてピント合わせを行う場合、一眼レフの光学ファインダーや、コンパクトデジカメの液晶モニターを確認して画像がボケていれば、その部分にはピントが＿＿＿＿＿＿＿ことを意味する。なお、レンズのピントは、撮りたい被写体までの＿＿＿＿＿によって決まるものである。
フィルム一眼レフでも使えるレンズを、多くの普及型デジタル一眼レフに装着する場合、撮影した写真での見かけの焦点距離が変化して、レンズに書いてあるミリ数の約＿＿＿＿＿倍程度に相当する画角となる。
液晶モニターと、小型液晶ビューファインダーの両方を搭載しているタイプのデジタルカメラには、一眼レフと外観が似ている機種もあるが、内部構造的には＿＿＿＿＿がなく、また、レンズも本体内蔵の固定式なので、正確なカメラ用語としては「一眼レフ」ではない。
写真は、被写体を照らしている光源の種類によって色の写り方が変わるが、この現象への対応策として、デジタルカメラでは、自動設定により＿＿＿＿＿色を基準として、色調の再現を一定に保つ機能がある。
フィルムカメラを使う場合、まだ現像していない生のフィルムを明るい光に直接さらしてしまうと＿＿＿＿＿して、そのフィルムの容器に守られていない部分は、すべて使えなくなり、撮影済み部分についても救済策はない。ただし、現像処理した後のフィルムを、明るい場所で見ることは可能である。
フィルムカメラで一般によく使われる＿＿＿＿＿＿＿は、フィルム現像だけを行った状態では、白と黒が逆で、そのほかの色も補色に反転した像が写っている。これをプリントすると、印画紙上では被写体と同じ色が再現される。
フィルムカメラを使う場合、撮った写真を見るには、写真店にオーダーしてフィルムを現像する必要があるが、その仕上がりに要する時間は、サービスサイズの同時プリントまで含めて、最短で＿＿＿＿＿時間程度である。
「写ルンです」などのレンズ付きフィルムを使用した後、本体からフィルムを自分で取り出す必要は、＿＿＿＿＿。
一定の露光量（写真の明るさ）を保って、シャッタースピードをなるべく速くしたいときには、絞りの数字がなるべく＿＿＿＿＿ほうになるように調整すれば良い。
デジタルカメラの手ブレ対策には幾つかの方法が実用化されているが、文字通りの「補正機能」として、レンズの一部または画像センサーを物理的に動かすことで、ブレの振動を打ち消しているタイプを＿＿＿＿＿式手ブレ補正という。
手ブレ補正機能が付いているデジタルカメラであっても、被写体が夜景や天体（星）などで、明らかに手持ち撮影ではブレてしまうことが最初からわかっているのであれば、＿＿＿＿＿を使うべきである。
デジタルカメラには時計機能が内蔵されているが、フィルムカメラの単純な日付写し込み機能とは異なり、この時計は主に、写真画像の＿＿＿＿＿＿＿を目的として使用される。
デジタルカメラは電子機器であるため、旅行などで民間の航空機に乗ったとき、離着陸時に使用して地上の風景を撮影することは＿＿＿＿＿＿＿。ただし、従来のフィルムカメラを使った撮影は可能である。
（以上全36問。この“初心者卒業試験”に関して、答案の募集は行っていませんので、皆さん各自で回答して、後日、正解が発表されたときに自己採点してください。）
あなたの大切なお写真の現像・保存・プリントは写真専門店カメラのキタムラにおまかせください。
