写真何でも情報 EXPRESSコラム・ギャラリー
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2009.08.21
キタムラでは、新品カメラのほかに、中古カメラもお取扱いしています。新品で購入できる製品は、現行機種の最新モデルのみとなり、1世代以上前のカメラは、原則として店頭にありません。一方の中古カメラでは、新品も発売中の現行機種から過去に遡って、存在し得る限り、大量のカメラ群を探すことができます。「新品ではなくて中古である」ということに抵抗がなければ、中古には魅力的なカメラがたくさんあることになりますから、カメラ選びの選択肢の一つとして、ぜひ、お気軽にご利用ください。
「新品のほうが使い心地が良い」というのが、大多数の普通の人の考え方であることは確かです。しかし、カメラ選びでは、先進の機能や使い心地を第一とする考え方だけでなく、「性能は、最新式でなくてもいいから、なるべく値段を安く」という考え方を持っている人もいるでしょう。そう考える場合に、機能的に遜色がないカメラを、新品に比べれば破格の値段で手に入れることができるのが中古カメラ。カメラを選ぶとき、「価格」を最優先するなら、新品の販売価格を比較するだけでなく、中古での購入も検討してみると、非常にお買い得な製品を発掘できることがあります。
中古がワケありなのか?。。。って、それは、“質流れ品”と勘違いされているのではありませんか? それは、おそらく、まだカメラの世帯普及率が低くて、カメラが貴金属扱いの超高級品だった昔のイメージから出た思い込みです。だから、「中古だと、前に使っていて、手放した人の思いがこもっているようで。。。」というのも、いまでは単なる偏見でしかありません。
キラムラには、「中古買取センター」という中古専門の店舗があり、中古カメラを独自ルートで買取・販売しています。そして、カメラを中古として売りに出す側の人も、新しいカメラに買い換える資金を得るために、不要になった古いカメラを売るという場合がほとんど。特に一眼レフは、レンズマウントにメーカー間の互換性がないので、違うメーカーの機種に乗り換えたい場合には、旧来のカメラボディと交換レンズを持ち続けても、陳腐化してムダになってしまいますから、中古カメラとして売りに出すわけです。
そして、カメラ愛好家やプロカメラマンは、中古市場があることを前提として、価格が高い上級機種を常に使い続けることができます。中古を売る仕組みがあれば、「カメラの実質的な価格=新品を買った値段-中古として売った値段」になるので、常時、高級機を安く使うことができるわけです。
中古カメラ市場は、このように、カメラを市場流通させるルートの一つとして、伝統的に機能しているので、特に、そこにあるカメラが、ワケありということはありません。また、本当は手放したくないカメラを、おカネを作るために泣く泣く手放したなどという「重い話」も、合理主義的な中古カメラ市場の場合は、ほとんど当てはまりません。
キタムラでお取扱いしている中古カメラは、カメラ専門店として目効きした上で、責任を持って販売しています。ゆえに、キタムラの中古カメラ店は、決して一般所有者どうしをつなぐだけの、オークションのようなものではなく、販売した中古カメラには、キタムラ独自に一定の保証サービスも付けています(原則として1万円以上の商品)。ちなみに、中古市場を使いこなしているお客様にはベテランの方が多いので、必然的に、流通するカメラ製品も、中級機や上級機が多くなるものです。つまり、事情がわかっているユーザーが使っていたカメラが中古市場に出ているわけですから、故障などの問題も、特に多くはありません。
ただ一つだけ、新品と大きく異なる点があるとすれば、中古カメラには、取扱い説明書が付いていない場合があること。それでも、「説明書がないぞ!」というクレームはほとんどないので、中古カメラをお買い求めのお客様には、そういった点まで十分に、ご理解いただいている方が多いようです。
中古カメラというと、やはり、まだフィルムカメラのほうが絶対量は多いのですが、しかし、ここ最近では、デジタルカメラの中古品についても、かなり数が揃ってきました。
デジタルカメラ、特にデジタル一眼レフは、本格的な普及が始まってから、5年ほどになります。各メーカーを代表する機種も、すでに第3世代、第4世代に進化したので、それだけ一般ユーザーの買い替えが進み、中古品として出回る商品も多くなったわけです。こうした年式落ちの機種は、現行の最新製品と細かく比較すれば、もちろんカタログスペックの数字では負けるかもしれませんが、しかし、普通に撮影した写真を、Lサイズでプリントするくらいの使い方なら、いまのところ、ほとんど性能的に遜色はありません。
だから、「デジタル一眼レフを使ってみたい」とか、「いままで使っていたカメラが急に壊れた」というような場合には、ひとまず、価格の安い中古カメラから、予算に合った機種を探すこともできます。「本当はデジタル一眼レフに興味があるのだけれど、コンパクトデジカメを買う予算しかない」という場合などにも、中古カメラを上手に利用すれば、本当に欲しい機種を手に入れることができるわけです。
キタムラのWEBサイトにアクセスすると、トップページのメニューに、「ネット中古」と書かれているボタンがあるので、マウスでクリックして専用ページをご覧ください。
インターネット上ではなく、実際の店舗で中古カメラをご覧になりたい方は、東京と大阪にある「中古買取センター」にご来店いただくのが確実です。「中古買取センター」は、東京の秋葉原・新宿・池袋・渋谷・吉祥寺と、大阪の梅田にあります。
このほか各地の一般店舗でも、中古商品をお取扱いしている場合がありますので(取り扱っていない店舗もあります)、詳しくは、最寄りのキタムラにてお尋ねください。
あなたの大切なお写真の現像・保存・プリントは写真専門店カメラのキタムラにおまかせください。