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2011.02.04

【高級機と普及機の違い・その1】
価格に差が出るカメラの機能・コンパクトデジカメ編

デジタルカメラは、製品のグレードによって分類され、その中には高級機・中級機・普及機がありますが、グレードが違う機種相互の価格差は、どんなところに出るのか? 外観のデザインだけではわかりにくい、具体的な機能の違いを比べてみましょう。今回は、コンパクトデジカメに注目します。

露出モードの種類

コンパクトデジカメでは、大半の普及機や中級機(スタンダードクラス)の場合、厳密な意味としての「露出モード」の切り替え機能がありません。その代用として、プログラムAEのバリエーションとなる、「シーンモード」や「シーン選択」と呼ばれる機能が付いています。これは、あくまでプログラムAEという、1つの固定化された露出モードを、被写体ごとに少しシフトしただけのものなので、「露出モード」とは呼ばずに「シーンモード」として、用語を使い分けます。つまり、「シーンモード」は、絞り優先AEや、シャッター速度優先AEなどに切り替えて使う、「露出モード」とは機能的にまったく違います。一方で、コンパクトデジカメでも高級機になると、プログラムAEとシーンモード各種のほかにも、絞り優先AE、シャッター速度優先AEと、マニュアル露出が使用できます。したがって、コンパクトデジカメの高級機では、一眼レフと同じように「露出モード」を自在に切り替えて、絞り値やシャッター速度を、数値として設定することが可能です。このような機能を実現するには、露出モードを選択するダイヤルやボタンと、設定の数値を増減させるための操作ボタンやダイヤルが必要になり、部品点数が増えるので、カメラの値段にも違いが出てきます。

絞り値の制御方式

露出制御では、露光時間の長さを増減する「シャッター速度」と、レンズを通る光の量(明るさ)を調節する「絞り」を組み合わせて、両方とも同時に使います。コンパクトデジカメの場合では、このうちの「絞り」を制御する仕組みが、高級機と、それ以外では、大きく異なる例があります。高級機の場合は、一眼レフと同じように、絞り羽根を使って光を通す孔のサイズを変えることで、レンズを通る光の量を調節していますが、その一方で、普及機などの場合は、F値の変化はあっても、実際には絞り羽根を使っていない機種があります。その場合は、レンズの中に減光フィルター(NDフィルター)をセットする方法で、光の量を調節しているので、露光量そのものの増減はできますが、光学的には、絞りの表現効果が得られません。ただし、コンパクトデジカメでは、一眼レフよりも画像センサーの寸法が小さいため、使うレンズの焦点距離(ミリ数)も短くなり、絞りを開いて背景をぼかす効果が出にくいので(絞っても大きな変化は見られない)、減光フィルター方式であっても、さほど写り具合には問題がないのです。

画像センサーの寸法

デジタル一眼レフと比べれば、コンパクトデジカメのほうが、画像センサー(CCDやCMOSなど)の寸法は、基本的に小さくなっています。しかし、そのコンパクトデジカメも、画像センサーのサイズが、1種類に統一されているわけではなく、機種のグレードにより、原則が小さい中でも、微妙に寸法の違う画像センサーが混在しています。そのうち、画像センサーが比較的大きいものが、コンパクトデジカメの高級機で、レンズの像を写す範囲が大きめになるので、内蔵されたレンズの焦点距離(換算しない場合)も、普及機とは少し違っています。すると、高級機のレンズでは、背景ボケを生かす描写も可能になるので、コンパクトデジカメでも、普及機よりは一眼レフに近い使い勝手で、写真を撮ることができます。なお、高級機と普及機の違いを比べる場合は、単純に有効画素数だけで優劣が決まるのではないので、画像センサーの大きさのほうが重要です。高級機のほうが、普及機より、単純比較した有効画素数が低い場合もありますが、画像センサーのサイズでは高級機のほうが大きいので、解像度や、発色の階調といった性能まで含めて総合的に判断すると、やはり画質としては高級機のほうが優れています。

光学ズーム倍率

コンパクトデジカメの内蔵ズームレンズは、防水タイプを除けば、光学5倍以上のズーム倍率があることが普通になりました。そして、それを大きく上回る、20倍を超えるようなズーム倍率のレンズを持つ、コンパクトデジカメも発売されています。このような、ズームレンズの光学ズーム倍率については、倍率が高いほど価格が高めになり、超高倍率ズームレンズは、高級機に分類される機種に搭載される例が多いようです。

外付けフラッシュへの対応

コンパクトデジカメに限れば、どの機種でも、小型フラッシュ(ストロボ)を内蔵しています。それに加えて、高級機の場合は、内蔵フラッシュ以外にも、別売りの外付けフラッシュを使うことができるように、カメラボディの上部にアクセサリーシューが用意されています。普及機の場合は、アクセサリーシューが付いていませんから、どのような場合でも、内蔵フラッシュだけで対応することになります。

ファインダーの有無

コンパクトデジカメでは、大半の機種が液晶モニターのみを、被写体の確認などに利用しています。つまり、ファインダーがありません。コンパクトデジカメの場合、ファインダーが付いている機種は、現行製品では高級機に限られますが、その中には、実像式の光学ファインダー(光学ズームレンズ連動)を使用する機種や、小型の液晶と接眼レンズを組み合わせた、電子ビューファインダーを採用している機種があります。ファインダーを搭載すると、部品コストがかかるので、価格は高くなります。フィルムカメラの場合は、グレードに関係なく、どの機種でもファインダーは付いていましたが(その代わりデジカメのような液晶モニターはありません)、現在のデジカメには原則としてファインダーがないので、フィルム時代と同じ使い勝手をデジカメにも求めるならば、必ず高級機のみを選ぶことになり、ファインダーの分だけ価格も上がるのです。

液晶モニターの解像度

液晶モニターの表示性能にも、高級機と普及機では違いがあります。液晶モニターは、主に画面の大きさで性能が比較されることが多いですが、それ以外に、再生表示の解像度(有効画素数ではない)も、実際の見え方に影響します。これは、画面サイズ(型)が同じであっても、解像度が違えば、性能が違う部品だということです。普及機の場合は、23万ドット程度の液晶モニターを使っている例が多く見られましたが、高級機の場合は、その2倍、3倍といった表示ドット数で、より高精細な画像再生に対応した、液晶モニターを採用する機種が多いようです。カメラ部分の有効画素数だけが多くて、液晶モニターの表示解像度のほうは低いという場合が、普及機にはあり得るので、ここにも価格の違いが現れるわけです。

タッチパネル機能

液晶モニターに、タッチパネルを重ねた構造により、1つ1つ別々のボタン操作ではなく、画面の表示に直接、指先で触れることで、各種の操作が可能となるのがタッチパネル機能。この機能については、構造的に一眼レフよりも、コンパクトデジカメのほうが採用例は多いのですが、部品コストがかかるので、実際に採用している例は、比較的グレードが高い機種のほうに多いとみられます。タッチパネル採用機は、液晶モニターのサイズが、16:9のワイド画面であることが多く、カメラボディにボタンを配置する必要がないという特徴を生かして、簡素な外観ながらも、複雑なモード設定に対応しています。

動画モードの画質

静止画写真の撮影を主たる目的とするデジカメの場合は、動画の撮影頻度そのものが比較的低いため、意外と見落としがちですが、動画モードに切り替えたときの画質についても、高級機と普及機で大きな違いがあります。高級機の場合は、16:9の画面に対応したハイビジョン仕様で、しかも画質を間引いた簡易型ハイビジョンではなく、フルハイビジョン画質での撮影を可能とした機種が、すでに出揃っています。一方で、普及機の場合は、16:9のワイド画面で動画撮影はできても、画質だけはフルハイビジョンではなくて簡易型限定という例が見られます。また、そのほかにハイビジョン非対応で、動画モードでは従来形式の画質になる機種もあります。写真は撮っても、動画をほどんど撮らないという方なら、ハイビジョン機能が省かれた機種を選んだほうが、値段が安く済んで良いという考え方もあるでしょう。

防水性能

コンパクトデジカメの場合は、レンズ交換をしない密封構造である特徴を生かして、そのまま水中でも撮影できる防水仕様の製品が発売されています。そのような防水タイプの機種は、中味が同じくらいの性能で、防水機能だけがない機種よりは。価格設定が少し高めになっているようです。ただし、防水タイプの機種は、もともとの仕様が高級機レベルではないので、製品ラインアップ中の価格帯としては、中程度になります。

 
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