写真何でも情報 EXPRESSコラム・ギャラリー
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1997年2月2日
ちょっとした撮影のコツや本格的な撮影方法、最新の写真・カメラ用語解説など写真とカメラに関する最新の話題を毎週さまざまな角度から取り上げていく「写真何でも情報 EXPRESS」。これを読んでスキルアップ!
前回に続いて霧氷の撮影地を四国に求めてみました。石鎚山は西日本の最高峰で、山容は男性的です。雪のない時期ですと、頂上へは1の鎖、2の鎖、3の鎖の鉄の大鎖をよじ登るスリリングな登山が経験できます。しかし、冬季は積雪があって、本格的な重装備でなければ登れません。今年も例年並みの積雪があるそうですが、霧氷や雪山を撮影できる石鎚ピクニック園地まで、ロープウェイで下界より僅か8分で到着できます。
ロープウェイから徒歩の範囲で霧氷が撮影できます。但し、撮影できるか否かは天候に左右されますので、運が大きくモノを言いそうです。
霧氷を撮るには早朝が理想的ですが、ロープウェイの始発が午前9時(30分ごとに運転)ですので、霧氷を撮るのには時間がギリギリと言えそうです。これもやはりその日の温度で左右され、10時過ぎてもきれいな霧氷が残っている場合もあります。
早朝の朝日で撮影したい場合は、ロープウェイの上にある成就社(徒歩15~20分)に宿泊施設がありますので、前日に入ることも可能です。
その石鎚ピクニック園地からの山のパノラマが素晴らしく、男性的な石鎚連山を一望できますので、冬山を撮影するのに絶好の地です。瓶ケ森方面を眺めると雪山が望めますが、距離がありますので、撮影には望遠 200~300mm のレンズを持参した方が有利です。先の尖った山、高原をなしている場所など変化に富んでいますので、傑作の撮れる可能性の高い撮影場所と言えます。
また、石鎚ピクニック園地そのものがスキー場になっていますので、子供も楽しく遊べます。
写真:石鎚山から瓶ケ森方面を望む
【石鎚ピクニック園地への交通アクセス】
JR予讃線 西条駅からタクシー40分→ロープウェイ8分→徒歩5~10分
【観光情報問合せ】
西条市商工観光課 0897-56-5151
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