写真何でも情報 EXPRESSコラム・ギャラリー
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1997年3月8日
ちょっとした撮影のコツや本格的な撮影方法、最新の写真・カメラ用語解説など写真とカメラに関する最新の話題を毎週さまざまな角度から取り上げていく「写真何でも情報 EXPRESS」。これを読んでスキルアップ!
東北の冬は長く、寒気がいすわって厳しい日々が続きます。暑さ寒さも彼岸まで、と語られていますが、東北地方の人にとってはそれは待ちどおしいし彼岸です。その冬の終わりを告げるのが会津若松市に残る「彼岸獅子」です。
3月20日、毎年春の彼岸の入りとともに獅子舞が街を練り歩きます。笛と太鼓の音色に合わせ、古式ゆかしく、豊作と家内安全を祈り、春の訪れを喜びあう会津の伝統行事です。各々の町から獅子団が構成されて公演されます。
獅子団の構成は、大夫獅子1体、雌獅子1体、雄獅子1体、弊舞小僧1人、御弓持1人、棒持1人、笛吹3人、小太鼓3人の計12人が今年は市内4ケ所から公演が行なわれます。また、獅子舞の曲は、庭入、山おろし、単場かくし、雄獅子かくしなど24曲がありますが、公演されるのは庭入、山おろしなど5曲です。この春を告げる行事にレンズを向けてはいかがでしょう。
4ケ所の公演場所=阿弥陀寺境内 神明通りライオン堂前 本町駐車場 町方伝承館前
鶴ケ城=難攻不落の名城といわれた鶴ケ城ですが、白虎隊、戊辰戦争が忍ばれます。現在の城は建て替えられたものですが、往時の姿を忠実に再現されています。
会津武家屋敷=23,000坪の敷地に綿密な時代考証を経て、家老屋敷、中畑陣屋などが移築されたり、復元されています。
御薬園=歴代の会津藩主の別荘として継承された庭園です。しっとりとした風景と落ち着きが味わえます。
飯盛山=戊辰戦争で白虎隊がたてこもった小高い山です。会津若松市内が一望されます。
伊佐須美神社=会津の総鎮守として有名で、朱塗の回廊で結ばれた拝殿が木立の中にたたずんでいます。国重要文化財の朱塗金銅装神輿、木造狛犬などがあります。
地酒=今をさかのぼること 400有余年、東北の雄、伊達政宗を抑えるために豊臣秀吉が蒲生氏郷を伊勢の国から会津に封じましたが、この氏郷が会津の殖産を図るために酒作りを振興しました。おいしいお米から生れる地酒を乾杯。
【会津若松への交通アクセス】
JR磐越西線 会津若松駅
【問合せ】
会津若松観光協会 0242-28-9693
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