写真何でも情報 EXPRESSコラム・ギャラリー
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1997年4月18日
ちょっとした撮影のコツや本格的な撮影方法、最新の写真・カメラ用語解説など写真とカメラに関する最新の話題を毎週さまざまな角度から取り上げていく「写真何でも情報 EXPRESS」。これを読んでスキルアップ!
富山県の春は砺波のチューリップ、黒部峡谷のオープニングフェスティバル(5/1 宇奈月町)、よいやさ祭(5/3 井波町)、新川牧場ファームフェア(5/3 ~5/5 黒部市)などめじろ押しです。そうした中で交通の便を考えJR城端線(じょうはなせん)沿いを紹介しましょう。
チューリップ公園は陽春のさわやかな風につつまれて 100万球ものチューリップが咲き誇り、人々をメルヘンの世界へいざなってくれます。大正7年にひとりの青年が10球ほど植えたことに始まり、今では 350種を越える色とりどりのチュウリップが私達の目を楽しませてくれます。フェアは4月25日~5月5日まで開催。
なお、詳細は http://www.city.tonami.toyama.jp まで
【チューリップ公園交通アクセス】 JR城端線砺波駅から徒歩約10分。
【情報問合せ】 砺波市チューリップフエア推進協会 電話0763-33-1111
御車山祭は国指定重要有形無形文化財でもあります。4月30日の宵祭は7基の車山やそれぞれ「山宿」で、人形に飾られる神事が行われます。
5月1日は正午に御車山が勢揃いして、町を巡行します。そしてその春の夜に御車山がライトアップされて、浮かび上がります。
この祭は豊臣秀吉が1588年(天正16年)後陽成天皇と正親町上皇を聚楽第に迎える時に使用した車を、加賀藩の初代藩主、前田利家が拝領して二代藩主前田利長が高岡城を築くにあたり、この車を町民に与えたのが始まりと伝えられています。高岡の金工、漆工、染織などの工芸技術を結集させて豪華絢爛な車山が造られています。
【御車山祭メイン会場高岡郵便局前交通アクセス】
JR北陸本線高岡駅(JR城端線始発駅)から徒歩約5分。
【情報問合せ】 高岡市役所 電話0766-20-1301
夜空を焦がさんばかりの高さ7mもある、華麗な大行灯が勇壮な「夜高節」の唄声に乗り、5月1~2日にかけて街を練り歩きます。この大行灯は7つ町内がそれぞれ工夫を凝らして、五箇山の和紙を使い作りあげられています。20数騎でますが、大黒様など姿はマチマチです。クライマックスは2日の夜中に、この20数騎がぶつかり合います。
行燈の由来は福野神明社を創建する際、伊勢神宮の御分霊を町へ勧請(かんじょう)しようとしましたが、国境の倶利伽羅峠(くりからとうげ)で日が暮れてしまい、氏子達が手に行燈を持って出迎えたのが始まりのようです。このひきまわす行燈は一時期 11m以上もの高さがあったそうですが、明治25年、2丈5尺(8.25m)に制限されたそうです。しかしそれが守られず、明治28年「福野町五月祭礼献灯取締規則」なるものが制定されています。無論、今でもその規則は生きています。
【夜高祭りメイン会場上町(かんまち)交通アクセス】
JR城端線福野駅から徒歩約3~4分。
【情報問合せ】 福野町商工会 電話0763-22-2536
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