写真何でも情報 EXPRESSコラム・ギャラリー
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1997年7月4日
ちょっとした撮影のコツや本格的な撮影方法、最新の写真・カメラ用語解説など写真とカメラに関する最新の話題を毎週さまざまな角度から取り上げていく「写真何でも情報 EXPRESS」。これを読んでスキルアップ!
暑い盛りは涼しい所へ移動したいのが人情ですね。夏の北海道は「涼しい所」としてはピッタリではないでしょうか。今年もアイヌの人達が信仰する神々の住む大雪山連峰で7月26~27日(土~日曜日)、層雲峡の“峡谷火まつり”が行われます。この機会にアイヌの人々と祭りに集い、また、歴史をひもといてみてはいかがでしょう。
その昔、大雪山連峰の渓谷に湧くいで湯に、自分達の住む大地に、そして生活に欠かせない火に、いつも神が宿っているとアイヌの人達は信じていました。この古くからのアイヌ伝説に由来する祭りがこの“峡谷火まつり”です。そのスケールの大きさから北海道三大火まつりのひとつに挙げられています。
前夜祭の火まつり祈願祭に始まり、火まつり太鼓の競演、アイヌ古式のフクロウ神事、渓谷を彩る火の響宴、フクロウ踊りなどに神秘的なムードに魅了されることでしょう。
翌、本祭りは、火まつり音頭、火まつり太鼓、5段雷、神泉奉納などの火まつり、アイヌ民族舞踊があります。渓谷に向かって、祈りを込めた火矢が放たれると、祭りはクライマックスとなります。渓谷に鮮やかな火が浮かびあがり、ムードは最高潮に達した頃合いに、渓谷を彩る花火大会が行われます。
アイヌの人達と五穀豊穣、平和と安全を共に火の神、山の神に祈願してみてはいかがでしょう。
また、上川町の奇景な天城岩も被写体に納めたい所です。近隣には湿原の湯、雄大な山の湯、大パノラマを眺めながらの湯などよりどりみどりで、いうなれば温泉天国です。くつろぎの地としても最高です。
[上川町への交通アクセス]
札幌駅JR函館本線→特急1時間20分→旭川駅石北本線→特急42分→上川駅
[問合せ先]
層雲峡観光協会 電話01658-2-1811
層雲峡観光案内書 電話01658-5-3350
上川町 電話01658-2-1211
「翔け、交流新時代へ」をテーマに、7月12日(土)~9月28日(日)(79日間)まで鳥取県の境港市で開催されます。
サブテーマは、環日本海交流-夢の発展、世界に広がる独自技術-夢の発信、新たな「とっとりライフ」-夢の発見です。
会場:鳥取県境港市竹内団地(主会場19.3ha/駐車場16.4ha約4500台)
ジャパンエキスポでは初めて、鳥取県と交流を進める韓国江原道、中国吉林省・ 大連市、ロシア沿海地方、モンゴル中央県から本格的に出展していただきます。
日本初公開となる貴重品や、生活・文化を知ることができる品々を展示します。
それだけでなく、運営要員やイベントスタッフを各地域から派遣いただき、来場者と 触れ合う中で、相互理解を深め、新たな交流を生み出します。
さらに、各地域の特色ある食べ物や物産品なども楽しんでいただけます。
また、 江ノ島水族館による本格的なイルカショー、会場に寄港する大型帆船への体験乗 船、山陰最大50mの観覧車のあるトリピーランド(遊園地)、果物や花のルーツを 探るクイズラリーや花緑を生活に活かす体験ができる「ふるさとパーク」、会場から 湧出する温泉を使った「みなと温泉館」、イルミネーションに彩られた夜の会場演出、そのほかにも子供からお年寄りまで、家族そろって参加・体験できる楽しみが盛りだくさんです。
夢みなと博のホームページ http://www.apionet.or.jp/jexpo97/index.html
あなたの大切なお写真の現像・保存・プリントは写真専門店カメラのキタムラにおまかせください。