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ママカメラマン山ちゃんの写真教室コラム・ギャラリー

雪遊びVol.044 2011年12月30日更新

冬休みに子供たちをつれてよく行った雪遊び。
家の近所では遊べるほどの雪は降らないので富士方面まで出かけるのが山岡家の定番でした。
この雪遊び場でもそうでしたが最近は降雪機で雪遊びができる場所があるようです。
雪遊びでは周りが白で囲まれている状況なので露出補正が必須です。今回は雪遊びを撮ってみましょう。

白い部分が多いので+1くらいの露出補正を

雪遊びでは周り一面が雪という場所になります。当然地面は真っ白な状態なので+補正が必要です。マルチパターン測光は優秀ではありますが万能ではありません。作例(1)は+1の露出補正をして撮りました。露出補正なしで撮るといくらマルチパターン測光でも、雪の白に露出が引っ張られて子供の顔が暗くなってしまいます。

(1)+1補正

(1)+1補正

ゆるい斜面なら正面から撮れる

作例(1)はゆるい斜面だったので正面でカメラを構えて撮りました。斜面の角度がきついとスピードがつくので正面で待っているのは少々危険ですが、ゆるい斜面ならそれほどスピードもでないので正面からとることができます。ただしAFモードはコンティニュアスモードを使いましょう、。シングルAFではピントが合ってシャッターが切れる間に子供がカメラに近づいてしまうので、その分後ピンになります。そうなるとかんじんの子供がピンボケになってしまいます。AFモードがわかりにくい場合はシーンモードのスポーツに設定すると、自動的にAFモードがコンティニュアスに切り替わります。

(2)角度のある斜面

(2)角度のある斜面

スピードがのってるときはシャッター速度も速く

作例(2)は(1)よりも角度のある斜面なのでスピードも結構出てました。このような時はシャッター速度も速いほうがいいでしょう。この作例は+1補正してシャッター速度は1/1600でした。また、こどもの表情を狙うタイミングは一番スピードがでているところよりも、一番加速するポイントを狙うといい表情が撮れます。この斜面では前半に加速して後はなだらかになって最後は平面になる、という状態だったので、コースの中ほどの端(コースを遮らないように)からカメラを構えて撮っていました。また、一人だけで撮るより兄弟や親子、お友達なども一緒に画面に入れると楽しいイメージが強調されます。

(3)雪からの照り返しで顔が明るい

(3)雪からの照り返しで顔が明るい

雪の反射で影もそれほどきつくない

雪の上では意外と光が回っているので顔に陰ができてもそれほどきつい影にはなりません。作例(3)は顔に横から光があたっていますが、光と影の差がそれほどきつくなっていません。逆光で撮るときも、下からの照り返しがあるので肌の質感がきれいに撮れます。


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