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ママカメラマン山ちゃんの写真教室コラム・ギャラリー

ツリーを撮るVol.091 2012年11月23日更新

もうすぐ本格的なクリスマスシーズンです。
街にはクリスマスソングとともに恋人たちが増え、電飾はキラキラときらめき、
夜景がきれいに彩られる季節です。今回はクリスマスツリーを撮ってみましょう。
ショッピングモールなどに行けは、ほんとうにさまざまなタイプのツリーがあって、
かわいらしいオーナメントや大人っぽいシックなデザインのツリーなどを眺めるだけでも結構楽しめます。
気に入ったツリーを見つけてきれいに撮ってみませんか。

作例(1)補正なし

作例(1)補正なし

作例(2)+2補正

作例(2)+2補正

屋外のツリーはプラス補正で明るく

昨年、夜景の撮影を取り上げたときにプラス補正で明るめに撮るという例を出しました。作例(1)、(2)のように屋外で電飾をつけたタイプのツリーを夜撮る場合はやはりプラス補正で明るく撮ったほうが豪華なイメージになります。

作例(1)は補正なしで撮った写真です。電飾の明るさは自然な露出になっていますがこれでは暗くていかにもさびしい…。作例(2)は+2補正しています。電球の露出はトビトビですがこのほうが見た目がだんぜん豪華です。


作例(3)オーナメントのアップは電飾の少ないツリーを

作例(3)オーナメントのアップは電飾の少ないツリーを

オーナメントのアップを撮る

ツリー全体もよいのですがツリーの一部をアップで撮っておくのもいいでしょう。ただし、作例のような電飾の多いツリーの場合一部分をアップにしようとすると電飾の配線がいとるところに絡み付いているので、この配線が目立ってしまいます[作例(3)]。

なかにはかわいいオーナメントをかざったツリーもあるので、オーナメントのアップなども撮りたいことがあるのですが、配線が目立たないように注意して撮りましょう。屋内に飾り付けてあるツリーなら電飾がないタイプもありますし、あっても屋外のツリーよりは配線が少ないのでアップで撮るには撮りやすいでしょう。


作例(4)周りの状況も入れる

作例(4)周りの状況も入れる

周りの様子を入れて撮る

作例(4)はツリーのまわりの様子を入れて撮ってみました。これは状況によるのですが、周りを入れてフレーミングしてツリーを明るく撮るのもいいでしょう。

作例(4)は+1補正して撮っています。ここではライトアップされた倉庫を入れて撮りました。もうちょっと早い時間帯であれば空に残照が残って真っ暗ではなく濃い青になるので、それが「惜しい」ところでした。周りが真っ暗でなにもない状況では、寂しい感じになってしまいますが、まわりに絵になりそうなものがあれば一緒に撮ってみるのもいいでしょう。

三脚を使うと安心

最近の一眼デジカメならISO1600くらいならどの機種も結構きれいに写るので、最近は手持ちで夜景を撮っている人をよく見かけます。三脚を持ち歩くのは結構大変なので、「手持ちなんて絶対ダメ」とまでは言いませんが、手持ちで撮影するならISO感度を高くし、ブレないようにしっかりカメラをホールドして撮りましょう。手ブレ補正機能にも限界はありますから過信は禁物です。

私は今回の作例は全部三脚を使って撮りました。やはり失敗しない為には三脚が一番無難です。お散歩ついでの撮影なら別ですが、本気モードで撮影する方には三脚がお勧めです。


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