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こいのぼりを撮るVol.113 2013年04月26日更新

さて、楽しいゴールデンウィークです。先ほど見たニュースによれば今年はアベノミクス効果の影響か旅行に出かける人が増えているそうです。私の場合はアベノミクス効果にはあんまり関係のないポジションにいるのですが、やっぱりゴールデンウィークは楽しくお出かけしようと思います。こどもの日にあわせたイベントに行くと大抵こいのぼりが飾られています。青空に泳ぐこいのぼりは見ていて気持ちがいいですね。今回はこいのぼりを撮ってみました。

とにかく風が吹くまで待つ

こいのぼりは風に泳いでこそかっこいい素材です。いつも都合よく風が吹いてくれるわけではないのですが、そこは風が吹くまでじっとまつしかありません。風がない状態ではこいのぼりも垂れ下がった布にしか見えません。[作例(1)]なかなか風が吹いてこないとじれったく感じるのはわかりますがそこは我慢して根気よく待ちましょう。

作例(1)こいのぼりが泳いでいない

作例(1)こいのぼりが泳いでいない

作例(2)風下からだとおしりしか見えない

作例(2)風下からだとおしりしか見えない

作例(3)斜め風上方向から撮る

作例(3)斜め風上方向から撮る

風の向きを計算してポジションを決めよう

今回撮ったのは公園に飾られていたこいのぼりのなので、広いスペースで撮る事ができ、ポジション選びも自由度が高い状況でした。とりあえず光の向きが順光気味の斜光になる場所でカメラを構えて待ちました。順光のほうが青空がより青く写るので、そのほうがいいだろうと考えたからです。しかし、いざ風が吹いてふわっと舞い上がったこいのぼりはカメラにおしりを向けている状態で[作例(2)]、これでは尻尾しか撮れません。そこで斜め風上方向に移動して撮ったのが[作例(3)]です。この方向だと逆光気味になってしまいますが、幸い空の青い色が抜けのよい青になる晴天だったので、それほど白っぽい空にはなりませんでした。ただ、やはり風に泳ぐ様子を撮ろうとすると、3匹のこいのぼりがばらばらの方向に泳いでしまったり、思うような方向に泳がなかったりと、フレーミングが難しく何枚も撮りましたがなかなかうまく撮れません。

一部分のアップでも迫力が出る

全身をフレーミングしながら具合よく撮るのは難しかったので、一部分をアップにして撮ってみたのが[作例(4)]です。青空を背景にする為に、こいのぼりの近くから見上げるようなアングルで風が浮くのを待ち、こいのぼりが泳ぎ始めたら赤いこいのぼりの顔を中心にフレーミングして3匹のこいのぼりが泳ぐ様子を撮ってみました。アップにすると風に膨らんだこいのぼりの様子がよくわかります。こういうのも「気持ちいい風」の感じを出す一つの方法だと思います。

作例(4)一部分をアップにしてみる

作例(4)一部分をアップにしてみる


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