ママカメラマン山ちゃんの写真教室 コラム・ギャラリー
水族館によくあるタッチプールです。ヒトデやおとなしい魚などに触ることができるタイプの展示で、よく行く水族館は3つあるのですが、どの水族館にもこの触れるタイプの水槽があります。触れる展示は子供たちにとっても楽しいようで、このタッチプールでは毎回かなり長い時間楽しんでいます。作例1は子供が手を水槽尾に入れようとしているのはわかりますが画面下の水槽の部分をほとんど切ってしまったため、何をしているのかがあまりよくわかりません。できれば、触っている魚も画面に入れて撮りましょう(作例2)。作例2のほうは子供の手元と触っているネコザメもフレーミングに入っているので状況がよく伝わります。どんな魚に触っているのか見てわかるほうが写真として楽しいと思います。
作例3はトンネルのように大きな水槽の中を通り抜けられるようになっている展示で撮りました。このタイプの展示は魚を下からも眺められるようになっています。この展示も比較的新しい水族館ではよく見られます。周りが水槽で囲まれている状態なのでトンネル内は比較的明るくなっています。これくらいならISO感度を高く設定すればストロボなしで撮ることができます。この時はISO感度を1600に設定しました。子供が動き回ってさえいなければ十分きれいに撮ることができます。
作例4は水槽に前で並んでいるところを撮りました。まあまあきれいに写ってはいますがこのままではちょっとさびしいですね。背景に岩と小さな魚が少し写っているだけなので、背景がさびしいのが原因だと思います。そこで縦位置にして上のほうを泳いでいるエイが画面に入るタイミングを狙って撮ったのが作例4です。子供たちが興味津々で見つめているのがどんな魚なのか、それが写真で見てわかるほうが臨場感が出ます。もちろん背景に写っているエイと、子供たちがこの瞬間に見ている魚は別の個体なのですが、こうして大きな魚が入っていると一枚の写真として見たときのインパクトが違います。小さな魚でもイワシのように群れになってる魚なら大きな魚と同じくらいの脇役になってくれるので魚の群れでもいいでしょう。だいたいのフレーミングを決めておいて、脇役用にあけておいたスペースに大きな魚が入ってくるのを待って撮りましょう。
タッチプールでは魚も入れて撮る
水族館によくあるタッチプールです。ヒトデやおとなしい魚などに触ることができるタイプの展示で、よく行く水族館は3つあるのですが、どの水族館にもこの触れるタイプの水槽があります。触れる展示は子供たちにとっても楽しいようで、このタッチプールでは毎回かなり長い時間楽しんでいます。作例1は子供が手を水槽尾に入れようとしているのはわかりますが画面下の水槽の部分をほとんど切ってしまったため、何をしているのかがあまりよくわかりません。できれば、触っている魚も画面に入れて撮りましょう(作例2)。作例2のほうは子供の手元と触っているネコザメもフレーミングに入っているので状況がよく伝わります。どんな魚に触っているのか見てわかるほうが写真として楽しいと思います。